X
    Categories: CELEBISSUE

芸能人が恐れるべきはフライデーよりも文春砲!勢力交代か?


フライデーは講談社が発行する写真週刊誌です。1984年に創刊し、それ以降芸能人や著名人のスキャンダルスクープを掲載する雑誌として恐れられてきました。非常に知名度が高く、有名人の私生活を盗撮されて掲載されられるので「フライデーされた」といった造語もあるくらいです。


写真:xn--vgu128a.com

当時からかなりの数のスクープを掲載していたので、他の雑誌の取材よりもはるかに多い発信力を誇り、芸能人を中心としたニュースソースの元として認識されています。こうした一方でフライデーの掲載に関して過激な取材や記事に関しても問題視されることもありました。また同じスタイルの写真週刊誌は他の雑誌社からも出版されていましたが、1990年以降は休刊が多くなりました。フライデーは2003年で創刊1000号を突破しました。数多くの写真週刊誌が消えていったことを考えると、息の長いスクープ誌と言えます。point 311 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:amazon.point 60 | co.point 63 | jp

週刊誌(写真より記事がメイン)として知られる週刊文春は株式会社文藝春秋が発行しています。1959年に創刊され、発行部数は68万部で業界第一位となっています。雑誌のポリシーは新聞やテレビが報じない記事を書くことというスタンスを取っています。1977年以降表紙のイラストは和田誠氏が担当していますが、2017年には和田氏のイラストが2000回を迎えました。point 241 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:landerblue.point 64 | co.point 67 | jp

アットホームな表紙とは異なり、中身は最近注目される内容が掲載されるようになりました。週刊誌は1966年代以降60万部になり、1994年以降は60万部以降になり、特に2008年には50万部以下に落ち込みました。しかしその後2004年からはタブロイド化を目指したこともあり、部数が徐々に伸びてきました。特に2016年以降は社会的に注目される記事が多くなったこともあり完売しています(完売の目安は実売8割以上としている)。point 277 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:hot-fashion.point 65 | click

どちらの雑誌も週刊誌というカテゴリーの中で栄枯盛衰がありながらも、生き残っていることです。フライデーは一番注目された時期に有名人のスキャンダルが写真で見られるということで人気を集めました。今でもそのスタンスは変わっていません。しかし最近芸能人の間でも恐れられている存在が週刊文春です。「文春砲」と呼ばれる報道スタイルは様々な反響を呼びました。文春砲は文春によるスキャンダルスクープのことですが、非常に綿密な取材スタイルと情報の掲載の仕方に話題が集まりました。
最近では芸能人だけでなく政治家にもその範囲が広がり、有名人にとっては恐れられている週刊誌になりました。彼らのスタイルとして文春砲という形を定着した理由のひとつがメディアの使い方です。point 390 | 1

ADVERTISEMENT


写真:ebook.itmedia.co.jp

 

最近では週刊誌の紙媒体でもデジタル版(電子版)が出ていますが、発売前に動く中刷りという形で週刊誌の中身を動画で公表するという手法を使っています。これにより雑誌という活字から離れていた若年層でもデジタル版を購入して読むという現象も起きました。また動画だけでなくSNSも使うことでスクープのタイトルと概要がわかるようになっています。これらの方法は雑誌のインタラクティブ性の欠点をカバーしつつ、動画やインターネットのメリットを上手に使った方法です。このような手法により文春砲は強力な発信力を持つようになりました。point 331 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:0120-333-483.point 66 | com

フォーカスは今でも読まれている写真週刊誌ですが、SNSの発達により芸能人のスキャンダルや著名人のスクープは即時に発信されるようになりました。その点でと比較すると写真よりもさらに活字という形で情報を配信している文春が注目されるようになったのは、方法だけでなく情報の「精度」と言われています。point 213 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:jack-invest.point 65 | com

綿密で粘りの利いた取材、芸能人がぐうの音もでない証拠固めなど情報の角度が非常に高いことです。一度文春砲に当たるとしばらくは再起できないとも言われ、芸能人・著名人とも恐れられているのはそのためです。フライデーとの勢力交代というより、時代のツールを上手に使いながらもしっかりした裏取り取材などを行うことで、今まで雑誌とは無縁だった若年層から従来の読者層であるシニア層まで幅広く興味を持ってもらえるようになったということでしょう。point 280 | 1

ADVERTISEMENT