ヨーロッパには毎年多くの日本人観光客が訪れていますが、中でも人気の高い国と言えばフランスでしょう。歴史が古くて多くの世界遺産を持つフランスには、一度は観光で訪れてみたい場所がいくつもあります。ショッピングやグルメを堪能するのもいいですが、初めてフランスに行く方は観光をメインとしたツアーを計画しましょう。フランスの観光地と聞いて真っ先に思い浮かぶのはパリですが、実はフランス全土に魅力的な観光地が存在しています。
定番の観光地を押さえよう
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フランスを代表する人気の観光スポットと言えばパリやヴェルサイユが挙げられます。首都であるパリは経済規模が大きく、政治の文化の中心地でもあります。
日本人だけでなく世界中から多くの観光客が訪れており、凱旋門やシャンゼリゼ通りには観光客向けのショップやホテルが数多く建ち並んでいます。
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凱旋門はお金を払うと中に入って上ることができます。
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より高い位置からパリの街並を堪能したいと思ったら、パリ7区にあるエッフェル塔に向かいましょう。
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エッフェル塔内にはエレベーターが設置されていて、上階に上がると眺望の良いレストランで食事を楽しむことも可能です。
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ヴェルサイユはパリと同じようにフランスの中でも北部に位置するため、ヴェルサイユ宮殿を見に行くならパリと一緒の日に予定を組むといいでしょう。ヴェルサイユ宮殿と言えば日本人にもお馴染の豪華な建物で、世界文化遺産にも登録されています。
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宮殿内にある大妃の寝室にはマリーアントワネットの装飾品が施されていたり、舞踏会が行われた鏡の間からは美しい庭園を眺めることもできます。
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パリからヴェルサイユ宮殿へは電車でも向かうことができます。最寄駅で下車したら歩いて15分ほどで到着しますが、初めてのフランス旅行でアクセス方法に不安をお持ちの方はオプションを申し込んでおくと安心です。
もう一つの魅力を堪能しよう
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フランスのイメージと言えばファッションや文化の最先端であったり、歴史を感じさせる世界遺産の数々でしょう。しかし大都市だけでなく美しい田舎町に魅力を感じている方も多く、ニースやマルセイユ、プロヴァンス、コートダジュールといった場所が人気を集めています。南フランスは青い空と青い海、赤い土や植物、建物など鮮やかな色合いが魅力的です。自然と調和した美しさを堪能したいと思ったら、南フランスに訪れてみましょう。
ニースはリゾート地として有名で、青々とした海とオレンジ色の屋根が特徴的です。
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ニースにはビーチ以外の観光地もあり、美術館に訪れてモダンアートやガラス工芸を見ることも可能です。入場料がかからない美術館もあるので気軽に楽しめるでしょう。
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プロヴァンスはイタリアとの国境に位置するエリアで地中海に面していることから年間を通して多くの観光客が訪れています。
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プロヴァンス地方には豊かな自然が広がっているので、人口の多いパリを観光した後に訪れると心も体も癒やされます。
世界遺産に指定されているアヴィニヨンをはじめ、クルーズ船が停泊するマルセイユや珍しい建築が見られるポンデュガールなど多くの観光スポットが点在しています。
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同じフランスでも北部と南部では気候が異なるため、旅行先に合った服装を準備しましょう。
まとめ
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ヨーロッパ旅行に行くなら人気の観光地が多いフランスに訪れてみましょう。フランスにはパリやヴェルサイユだけでなく、マルセイユやプロヴァンスといった自然が美しい観光地もあります。定番の観光地を押さえるならパリに滞在して凱旋門やエッフェル塔を観光し、電車やバスなどの交通機関を使ってヴェルサイユ宮殿に向かいましょう。宮殿内には豪華絢爛な装飾が施されており、国内とは違った空間を堪能することができます。南フランスでは海や建物、植物など美しい自然が存分に楽しめます。