WBCとWBAで世界王者のタイトルを取得している井岡一翔ですが、最近は引退の疑惑は浮上しています。これは井岡一翔に限った話ではないのですが、ボクシングの選手としての寿命は短いといわれています。ボクシングの引退する年齢の平均は20代後半といわれています。これは他の格闘技と比較しても早い年齢ですし、サッカーや野球、陸上競技などの他のスポーツと比較しても早い年齢です。ボクシングの引退する年齢が若いのにはいくつか理由があります。
写真:Boxing News
怪我のリスクが高いスポーツ
写真:井岡ボクシングジム
一つ目は、ボクシングというスポーツが、怪我のリスクが高いスポーツだからです。ボクシングは拳で相手を殴るスポーツなので、まず拳の怪我が多いです。指の骨が折れたり、手の甲にひびが入ったりすることが多いです。指の骨が折れたり、手の甲にひびが入ったりすると、試合はできないですし、練習でミットを打つことも不可能になってしまいます。しかも拳のケガはクセになりやすいということもあり、この拳の怪我で引退するボクシング選手も多いです。
視力の衰え
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二つ目の理由は視力の衰えです。ボクシングは相手のパンチを予測してかわさなければダメージを負ってダウンしてしまいます。なので、視力は非常に大事です。特に動体視力の衰えは選手として致命的なので、動体視力が衰えた選手は引退を決める選手が多いです。
反射神経の衰え
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三つ目は反射神経の衰えです。反射神経が衰えると、とっさの反応が遅れて、頭では分かっていても体が反応しないということが増えます。そうなると試合で勝利するのは難しくなるので、引退を余儀なくされます。
ダメージの蓄積
写真:毎日新聞
四つ目はダメージの蓄積です。試合や練習によるダメージは、キャリアが無くなっていくと、どんどん積み重なってきて、色々なところに支障をきたします。ボクシングを引退してからの人生を考えると、無理をして現役生活を続けるのはあまり健康上良くないという判断になります。
まとめ
写真:sankei.com
ボクシング選手の引退が早い理由は、主にこの四つです。井岡一翔は年齢的には中堅からベテランに差し掛かっていて、選手としては一番良い時期を過ぎている感じはあります。井岡一翔の階級は体重が軽い階級なので、パンチ一発で相手をダウンさせるというのは難しいです。なので、常にフットワークを使い、相手のパンチをかわしながらパンチを当てていきます。なので、反射神経と動体視力が非常に重要になります。なので、この二つが衰えてしまうと、試合を有利に進めることができなくなり、チャンピオンでいるのは難しくなります。