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元サッカー選手・奥大介の訃報の陰。人生が転落したきっかけ


プロサッカー選手であった故・奥大介は、特に40歳代以上のサッカーファンには印象深いプレーヤーとして記憶されているでしょう。
兵庫県尼崎市出身の奥大介は1976年生まれ、小学時代からサッカーを始め、中学は母校の部活動、高校は私立神戸広陵学園高校サッカー部で活躍しました。特に高校時代には全国高等学校サッカー選手権大会へ2度出場、第72回大会ではベスト8と大会優秀選手に選出され、一気に注目されました。


写真:sports.yahoo.co.jp

 

多くのファンの心を掴んだ故・奥大介

その後、ジュビロ磐田へ入団、プロサッカー選手の生活が始まり、世代別の日本代表としてアジアユースやワールドユースを経験。入団から2年後にリーグ戦へ初出場、翌年からはレギュラーとして定位置を確保するなど、頭角を現し始めました。

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写真:はてなフォトライフ

1998年にはフル代表としてもデビューして知名度、人気共に全国区となりました。独特のドリブルやパス、フリーキックなどサッカーセンスは抜群で、いつもストッキングをだらりと下げているスタイルは本当に個性的でした。また、面倒見の良い人間性は後輩からも慕われ、飾らず気取らない自然体は多くのファンの心を掴んでいました。
その後は横浜F・マリノス、横浜FCと渡り歩き、キャプテンやベストイレブンなど華々しい活躍を見せましたが、2007年シーズンで惜しまれつつも現役を引退しました。point 302 | 1

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引退後の活動は?


写真:サッカーキング

引退後は横浜FCサッカースクールやエスポラーダ北海道(フットサルチーム)のテクニカルアドバイザーや、私立多摩大学目黒高校の監督を努めるなど、自らの経験やテクニック等を伝え、日本サッカー界の為に独自の活動を行っていました。2011年には横浜FCの強化部長へ就任しましたが、体調不良を訴え、翌年2012年12月に辞任、当時は精神的にも相当疲労困憊していたと業界関係者は記憶しています。
サッカー界の表舞台からは姿を消したこの時期に私生活でも大きな節目がありました。point 303 | 1

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自らの更生から悲しいニュースへ


写真:エタン(Ethan)

結婚歴10年以上で娘2人にも恵まれた女優の佐伯日菜子さんに対するDV容疑で2013年に逮捕という衝撃的なニュースでファンを驚かせ、素晴らしいサッカー歴だけを知るファンは「何故」と感じるばかりでした。佐伯日菜子さんが被害届を取り下げ、起訴猶予で釈放となる代わりに離婚しています。
その後、奥大介の動向は関心を寄せられていましたが、出身地へ戻り、飲食店(お好み焼き店)で働いていることを自ら告白。

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写真:So-net

自らの更生と第二の人生を模索して2014年8月には沖縄県宮古島のリゾートホテルでアルバイトとして厨房業務に就いていたした。将来は飲食店を経営したいという人生の再起を図るべく前向きなスタートを切りましたが、同年10月17日午前4時30分頃、軽自動車で勤務先へ出勤途中に沖縄県宮古島市上野宮国の県道で対向車線へはみ出し、電柱へ衝突する交通事故を起こし、病院へ運ばれたが死亡した。あまりにも呆気ないスター選手の死は、驚きと疑問の残る悲しいニュースでした。奥大介さんのご冥福をお祈りいたします。point 308 | 1

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