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外国人兄弟が提訴、J1鹿島 育成チームで「国に帰れ」いじめ?


サッカーJ1・鹿島アントラーズの育成チームに在籍していた外国人の兄弟が、人種を巡ってチームメートからいじめを受けるなどしたとして、運営会社「鹿島アントラーズ・エフ・シー」(茨城)などに計300万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。
2020年1月10日に開かれた第1回口頭弁論で同社側は請求棄却を求め、争う姿勢を示しました。

JFA

 

差別的扱いをされたと主張

訴状によると、弟は小学生だった2017年4月に「鹿島アントラーズつくば校」のジュニアチームに入団。チームメートから「金髪」「国に帰れ」などと言われるいじめを受けたが、監督はほとんど対策を講じなかったということです。

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ジュニアユースチームに在籍した中学生の兄も、監督が理由を明かさずに公式戦に出場させないなど、差別的扱いをされたと主張。原告側は「深く傷つき、言い表せない屈辱感を味わった」と訴えているとのことです。

www.so-net.ne.jp

また 同社側は 取材に「指導内容に問題はなかったと考えている」と回答しているそうです。

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鹿島アントラーズのアカデミーとは?

鹿島アントラーズのアカデミーでは年代別の選抜チームとして、第2種(U-18、高校生年代)の「ユース」、第3種(U-15、中学生年代)の「ジュニアユース」、第4種(U-12、小学生年代)の「ジュニア」がある。ユースはトップチームと同じく鹿島(鹿嶋市)を拠点とし、ジュニアユースとジュニアはそれぞれ、鹿島、ノルテ(日立市)、つくば(つくば市)と3拠点にチームがあります。また、「スクールコース」は幼稚園生以上を対象に週に1回から3回活動しており、2017年時点で17か所約3,000名の生徒がいたそうです。point 274 | 1

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鹿島アントラーズ創設時の1992年に、育成組織としてユース、ジュニアユース、ジュニアの3チームが新規に活動を開始しました。開校当時のジュニアでは 応募数が募集人数に満たないこともあったようです。1995年には、週に1回サッカーを楽しむためのクリニックコースがスタートしました。クリニックコースは2016年に、スクールコースと改称しています。なおスタート時は、ユース以下の鹿島アントラーズの育成組織全体が「鹿島アントラーズスクール」と呼ばれていました。point 290 | 1

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国際体験を積むために 積極的に海外遠征も

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azrena.point 82 | com

2012年以降、2年に1度ずつ鹿島学園の修学旅行として スペイン遠征を実施しています。 スペイン遠征では、FCバルセロナやアトレティコ・マドリードなどのユース年代チームと試合を重ねるほか、観光やリーガ・エスパニョーラの試合観戦をしたようです。
また、韓国、中国、マレーシア、香港などへも 遠征して 大会に出場しているそうです。point 243 | 1

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国際体験を積もうとするのなら、海外サッカー留学をすることも可能であろうが、まずは身近にいる外国籍のチームメートから 受け入れていくことが重要ではないでしょうか…

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