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閃輝暗点の原因・対処法とは?頭痛は危険のサインかもしれません!


視界がチカチカと見えにくくなる病気・閃輝暗点。いったい、どのような原因でなってしまうのか。そして対処法はどうなのか。また、閃輝暗点がもたらす、病気についてもご紹介します。症状の出始めの方は一度読むことを推奨します。

 

閃輝暗点とはどんな症状が出るのか?


写真:y-tsuchiya.jp

閃輝暗点(せんきあんてん)とは主に二つの症状が出る病気の事を指します。一つ目が『視覚障害』です。具体的に言うと、視界の中心から外側にかけて『キラキラ・チカチカ』とした光が見えるようになります。症状の規模によってことなりますが、人によっては視界の半分以上が見えなくなったり、30分以上続くこともあるようです。ちなみに、目を閉じても、その光が見える、というのが閃輝暗点の特徴の1つです。そしてもう一つが『偏頭痛の発生』です。閃輝暗点は基本的に視界の症状だけを指すこともありますが、多くの場合偏頭痛が併発することが多いです。閃輝暗点による偏頭痛は、非常に痛みが強く、数時間にわたって症状が発生することがあります。その場合、まず間違いなく閃輝暗点だと考えていいでしょう。point 420 | 1

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閃輝暗点の原因は何?


写真:youtube

閃輝暗点は『後頭葉』といわれる脳の血管が縮小してしまう事が原因で発生します。より詳しく解説すると、血管が閉じることで血流が滞り、脳の神経に障害が起きてしまうのです。では、なぜ血管が閉じてしまうのか。それは血中に存在する『セロトニン』という物質が、通常よりも多く分泌されることで、それに反応して血管が縮小してしまうのです。ちなみに、分泌されたセロトニンが大量に使用された後は、その反動で血管が大きく開きます。これが偏頭痛が発生する原因となります。つまり血管が通常の状態に戻らない限り、この頭痛は治らないという事になるわけですね。それでは、次にこの現象が起きないよう、閃輝暗点の予防についてみていきましょう。point 378 | 1

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閃輝暗点の予防について


写真:eyekenko.com

閃輝暗点は先ほども言った通り、『セロトニン』という物質が大きく関わってきます。ということは出来るだけセロトニンを出さなければいいわけです。それでは、どのように対策すればいいのか。いくつかあるのでご紹介します。まずセロトニンが出やすい状況を整理しますと『ストレスがあるとき』『緊張の緩和』『喫煙』といった場面が、セロトニンを出しやすい場面となっています。簡単な対策としては、こういった状況を作らない事が挙げられます。また、食べ物にも気をつけましょう。『チーズ』『ナッツ類』『コーヒー』『アルコール』などは閃輝暗点や偏頭痛を発生しやすい食べ物です。なので、出来るだけ摂取しないよう心掛けてください。point 379 | 1

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閃輝暗点・偏頭痛が発生したときの対策について


写真:hapila.jp

予防をしても閃輝暗点が発生し、重い頭痛で悩まされた場合の対策をご紹介します。一つ目が『マッサージ』による対策です。首の生え際辺りに、閃輝暗点に効くツボがあります。そこを強めに押すことで、症状を和らげることが出来ます。2つ目が、『脳を冷やす』というものです。これは偏頭痛に対して有効ですが、広がった血管を無理矢理縮小させる目的があります。大体30分程度、冷えピタなどで頭を冷やすと、頭痛は引くでしょう。最終手段が『市販薬で対処』になります。どうしても頭痛に耐えられない場合は、偏頭痛に特化した市販の薬で対処するのが良いです。それでも収まらない場合は、必ず病院に行くようにしましょう。もしかしたら他の重病にかかっている恐れがあります。point 405 | 1

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まとめ


写真:orsigioielli.com

閃輝暗点の原因・予防、そして対策について見ていきました。参考になったでしょうか。閃輝暗点は多くの方が体験する病気です。しかし、中には偏頭痛を伴わないものがあったりなど、対処に困るものも多いです。そういった場合は危険信号の合図かもしれません。速やかに診察してもらいましょう。

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