不倫騒動で活動停止処分を受けた競泳男子日本代表の瀬戸大也さんが4日開幕のジャパン・オープン(東京アクアティクスセンター)で復帰レースに挑みました。初日の400メートル個人メドレーでいきなり4分12秒57で優勝を飾り、ついにあの騒動からイメージ回復となるのか・・・?!
瀬戸さんがレースに出場するのは昨年9月13日以来144日ぶりとなりました。東京五輪の代表権を持つ400メートル個人メドレーの予選2位で決勝へ進み、最初のバタフライでトップに立ち、その後も背泳ぎ、平泳ぎでさらに差を広げ、250メートル時点では2位以下に3秒近い差を付けていました。
しかし、最後の自由形では失速して後続に追い上げられたものの、そのまま逃げ切って優勝を果たしました。レース終了後にインタビューに応じた瀬戸さんは、まずは不倫騒動について謝罪。「私の行動により、家族をはじめ多くの関係者の皆さま、スポンサーの皆様には大変ご迷惑をおかけしたことと、日頃より応援してくださった方々にガッカリするような行動をとってしまい、本当に申し訳ありませんでした」などと、心境を語ったのでした。
また、競泳についても熱い思いを語った瀬戸さんは、「今はとにかく目の前のことをやることが精一杯で、とにかく競技ができることに感謝してこれからも頑張っていきたいと思います」と今後の意気込みも語っていました。昨年の謹慎中に心に刺さった言葉を記者から問われると、「1番は奥さんと真剣に向き合っていろんなことを話しいく中で、自分から『また競技をして、人としても成長していくところを見せていきたい』と。そしたら奥さんは『自分がサポートできるところは支えていくよ』って言ってくれたのがありがたかったです」と回答しています。
最後に不倫騒動もあったが引退は一切考えていないことを明かした瀬戸さん。また、今回の復帰レースに対して瀬戸大也さんの妻で、元飛込競技選手の馬淵優佳さんは、瀬戸さんの優勝に対して「1つ前に進んだかなという気持ちです」としたうえ、「ここで優勝しないと応援して下さっている方に示しがつかないので、絶対に優勝してほしい思いだったのでよかったです」などと、気持ちを語っていました。
結果を出すしかない状況の中でしっかりと結果を出した瀬戸さんは凄いですね。昨年は不倫騒動で世間からも猛バッシングされ、プライベートでは最悪なイメージがついてしまいましたが、今回の復帰レースで優勝したことはかなり大きな進歩となり、少なからずイメージ払しょくに繋がったのではないでしょうか?奥さんからの支えもあり、今後のレースでもしっかりと結果を出していってほしいですね!
ホテル密会報道や複数の女性にDMを送っていたという噂、これらの報道で悪化したイメージ、失った信用はそう簡単に回復できるものではないかと思いますが、今後も競泳のことだけを考えて頑張ってほしいと思います。