令和への改元と同時に、「女性天皇」や「女系天皇」に関する議論が熱を帯びています。その口火を切ったのは…国民的シンガーの宇多田ヒカルさんでした!
5月4日、彼女は自身のツイッターでこのように投稿しました。
「『新しい天皇の即位式の映像見て、人口減少で存続の危機にあるのは経済国家としての日本だけでなくその皇室もだってことに気づいたわ』というくだりから始まるニューヨーク・タイムズ紙の記事を読んで、日本の皇室の長い歴史の中には、女性が天皇だったことが何度もある(8人、10代)と知り驚く」
ツイートの中では、彼女自身の立場を明らかにしていないが、該当投稿には“5万件”を超える「いいね」が押されていることが分かりました。
今回に新天皇が即位されたことで、皇位継承資格者は皇嗣秋篠宮さま、悠仁さま、そして常陸宮さまの3人となりました。
次世代に限れば、悠仁さましかいないという状況の中、世継ぎ問題を解消するためには、「愛子さま天皇論」が浮上しているのです。
共同通信の調査では、女性天皇を認めることに約8割が賛成していることで、もしも女性天皇が認められた場合、天皇陛下の子供である愛子さまが、皇位を継承する可能性があると言われています。
歴代の女性天皇は8人おり、いずれも父方の家系をたどると、初代とされる神武天皇に行き着く「男系女子」です。そして、愛子さまも立場は同じです。
ただ、これまでの女性天皇は、男性天皇が登場するまでの“ピンチヒッター”としての役割が強かったため、悠仁さまと将来の妻との間に生まれた男子が成長するまでの期間のみ、女性天皇を容認する形になるのか、またはイギリスのように男女関係なく、生まれた順に皇位継承させるのか、このことに関しては永遠の争点になるだろう…
仮に後者であった場合、“例のあの一家”が皇室入りする可能性もあるのです。
「小室圭さんと母親の佳代さんですよ。イギリス方式で女性天皇が認められれば、眞子さまは愛子さま、秋篠宮殿下に続き、三番目の皇位継承順になる。これだと『眞子天皇』の可能性もゼロではない。仮に小室さんと結婚していれば、彼は皇室で非常に強い“力”を得ることになる」―宮内庁担当記者
さらに、女系天皇まで話が拡大されると、その不安の度合いはさらに増していくのです。
女系天皇とは、「自分(天皇)の母方の親族は天皇・皇族だが、父方は違う」というもので、これをもしも認めると、世界でも例を見ない126代続いてきた男系男子の皇室の血脈が途切れ、別の一族が「皇族」、「皇室」となるのです。
「宮内庁が危惧しているのもまさにそこで、めぐりめぐって小室一族が天皇家の新たな系譜になったらシャレになりません。安倍晋三首相は女性天皇・女系天皇には否定的ですが、任期が終わる2021年以降はわかりません」―同
「新しい天皇の即位式の映像見て、人口減少で存続の危機にあるのは経済国家としての日本だけでなくその皇室もだってことに気づいたわ」という下りから始まるニューヨーク•タイムズ紙の記事を読んで、日本の皇室の長い歴史の中には、女性が天皇だったことが何度もある(8人、10代)と知り驚く。
ADVERTISEMENT — 宇多田ヒカル (@utadahikaru) May 4, 2019
宇多田さんのツイートで関心を持った人たち、是非真剣に、この問題を考えて欲しいですね。