ひと昔前まで、子どもに人気のスポーツと言えば野球でしたが、今ではサッカーを楽しむ子どもの方が多くなっていることをご存知でしょうか?なので、サッカーボールのお守りを作ってあげると子どもはとても喜んでくれます。お守りなんて作れないという人も、フェルトを使えばとっても簡単に作れるので、諦めずにチャレンジしてみてください。サイズを変えれば大きなクッションやぬいぐるみも作れるので、色々と作ってあげると喜ばれますよ。
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サッカーボールのお守りを作る準備
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サッカーボールのお守りを作る場合、まずは材料を揃えなければいけません。と言っても難しいものは一つもなく、好きな色のフェルトと糸、お守りの中に詰める綿や布切れなどを準備すれば良いだけです。フェルトは、サッカーボールのベースとなる色の他に、黒い部分に相当する別の色の2種類を用意しておいてください。本物のサッカーボールは白と黒ですが、お守りの場合は色まで揃える必要はありません。白とピンク、青と黄色などどんな色でも良いので、子どもが好きな色を選んであげてください。どんな色でも、形さえ合っていればちゃんとサッカーボールに見えるので心配ありません。
まずは正五角形にカットしたフェルトを12枚、そして正六角形にカットしたフェルトを20枚準備します。大きさは好みに応じてで良いのですが、必ずそれぞれの辺の長さを全て統一させてください。長さがバラバラだと綺麗な球体に仕上げることができないので、型紙を作ってからそれに添ってカットしていくと便利です。それから、フェルトの色に合わせた縫い糸も準備しましょう。敢えてフェルトとは違った色にしてステッチのように見せても可愛いので、好きなように選んでください。中に詰めるのは市販されている綿でも良いですし、カットして残ったフェルトの切れ端でも構いません。
どうやって作れば良い?
厚紙を使って正五角形と正六角形を必要枚数作ったら、まず基本となる正五角形を1枚置きましょう。5つの辺にそれぞれ正六角形の辺が来るように配置し、そこを縫い合わせていきます。縫い方は何でも構わないのですが、かがり縫いが一番簡単です。ブランケットステッチができる場合は、それで縫っておくとより縫い目を可愛く見せることができます。もちろんかがり縫いでも問題なく綺麗に仕上げることができるので、無理せず縫える方法を選びましょう。
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正五角形の周りに正六角形が5枚くっついたら、次は隣り合う正六角形の辺同士を同じように縫い合わせていきます。綺麗に縫うと、まるで花のような形になります。次は正六角形と正六角形の間に正五角形を配置し、それぞれしっかり縫っていきましょう。このようにして縫っていくと、次第にフェルトが丸みを帯びた形になっていきます。完成に近づいてきたら、最後に綿や端切れを詰め込む部分を残すことを忘れないでください。うっかり全てを縫い合わせてしまうと、中身が入れられなくなるのでやり直しになってしまいます。1ヶ所だけでは小さすぎて入れにくいので、できれば2ヶ所から3ヶ所は残した方が良いです。綿などを詰め終えたら、他の部分と同じように縫い合わせてしっかり閉じます。後はストラップなどを付ければ、サッカーボールのお守りが完成します。
まとめ
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一見難しそうに見えるサッカーボールのお守りですが、実際にはフェルトをカットして縫い合わせるだけで完成するので非常に簡単です。可愛いアップリケや模様をつけたり、サイズを変えたりすれば個性的なたった一つのお守りができるので、子どもも大いに喜んでくれるでしょう。フリース生地など他の布で作ると、フェルトとは違ったテイストの仕上がりになるので面白さもあります。好みの生地を見つけて、自分達だけのお守りを作ってみてはいかがでしょうか。
