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「中二病でも恋がしたい」でも話題?中二病とは?


「中二病でも恋がしたい」は虎虎さん作のライトノベル小説で、それを原作として制作されたアニメ作品も指します。簡単にあらすじを紹介すると、主人公の富樫勇太とヒロイン、小鳥遊六花のおかしな学生生活とふたりの不器用な恋物語を描いています。また原作小説とアニメ作品では登場人物に違いがあるので、両者を比べてみるのも楽しみ方のひとつです。そんな「中二病でも恋がしたい」の魅力のひとつとして挙げられるのが、勇太と六花が中二病を抱えていた、抱えていると言う点です。


写真:kyotoanimation.co.jp

主人公ふたりが中二病を抱えている、だから「中二病でも恋がしたい」と言うタイトルなわけですが、さて、中二病とは何なのか、一体、どんな病気なのかと首を傾げる方もいるかもしれません。まず結論から言うと、この中二病と言うのは、いわゆる病院などで診察、治療が必要となるような病気ではないので、その点は留意しておく必要があります。

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写真:blogimg.jp

中二病とは、義務教育における中学二年生頃、自意識やコンプレックスが過剰になりやすい、あるいは別世界やファンタジー世界への空想が盛んになりやすいその頃に、そうしたことを原因として多く見られる、ちょっと変わった言動傾向のことを指す言葉です。どうしてこのような呼び方で呼ばれるようになったのかはさだかではありませんが、一説には有名芸能人がラジオで使い始めたのがきっかけだとも言われています。

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写真:blogimg.jp

そしてその後、ネット社会で爆発的な広がりを見せたと言う経緯があるとされています。では具体的に中二病にはどのような言動が見られやすいかと言うと、たとえば突然、自分を特別な存在だと思い始めて、周囲に対してもそのような態度で接するようになるとか、子供っぽさを馬鹿にして、代わりに急激に大人に憧れを抱いて意味も分かっていないのに難しい言葉を口にすると言ったことなどが挙げられます。

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写真:dannychoo.com

「中二病でも恋がしたい」においては、主人公の勇太は自分を魔王やダークフレイムマスターだと思い込んでおり、それになりきり様々な妄想を闇のノートに書き記していたという過去を持っています。ただし高校に進学した現在は、中二病だった時の自分が、周囲に迷惑をかけていたことを反省しています。一方の六花も、魔力を宿した金色の右目を封印するため、右目には眼帯を、そして左腕には刻まれた紋章を封印するためと言う設定のために包帯を巻いており、自らを邪王真眼の使い手だと思い込んでいます。point 299 | 1

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写真:kai-you.net

六花の中二病は、まさに突拍子もなく、想像もつかないような言動の連続ですが、しかしその合間、合間に覗かせる普通の女の子としてのキュートな一面も魅力的です。中二病とは何かを知りたいと思ったら、「中二病でも恋がしたい」に触れてみると、その魅力がわかるかもしれません。

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