ウルフカットは、トップをオオカミのたてがみのように立たせて襟足を長めに残したヘアスタイルです。レイヤーをたっぷりと入れて縦長のシルエットをつくります。
写真：pinterest.com
ウルフカットが似合うのは、丸顔の人です。面長には似合うかどうかについてですが、縦長のシルエットなので面長の人には不向きです。顔の長さを助長することになってしまうからです。
写真：beauty-navi.com
しかし、サイドのボリュームをアップさせて全体的にひし形になるようにシルエットを調節すると面長の人でもウルフカットがぴったりマッチしますし、小顔効果も期待できます。
写真：smartlog.jp
ウルフカットは男性にも女性にも人気のヘアスタイルです。男性の場合は、トップをスタイリング剤で立たせて束感を出すスタイルがおすすめです。襟足を長くし過ぎると古臭くなってしまったりヤンキーっぽくなってしまったりするので注意しましょう。トップを立たせやすくさせたり動きを出しやすくさせたり束感を出しやすくするために、たっぷりとレイヤーを入れて毛先をすいてもらいましょう。サロンでオーダーする際は、スタイリングのイメージをスタイリストにきちんと伝えるということがとても重要になります。雑誌やインターネットの画像などで自分のイメージに近いものを見つけてスタイリストに見せるのがおすすめです。百聞は一見に如かずですので、イメージを的確に伝えることができ、それが最適なオーダーにつながります。point 409 | 1
写真：otokomaeken.com
髪の毛が柔らかい人やコシがない人はトップやサイドのボリュームが出にくいので、パーマをかけたりコテやアイロンを使用したりしてボリュームアップさせるのが良いでしょう。スタイリングは、テクスチャーが硬めのハード系のワックスを全体的に揉みこむようになじませて、ボリュームと束感を出します。毛束をつまんで束感をつくり、ボリュームを出したい箇所は逆毛を立てたりハード系のスプレーで固定するとスタイリングが崩れにくくなります。point 280 | 1
写真：beauty-box.jp
面長の人はサイドの髪の毛も引き出してバランスを調節しましょう。正面から見たときに耳の後ろのサイドの髪の毛が少し出る状態がベストです。耳の後ろのサイドの髪の毛があるとないとでは雲泥の差ですので、面長の人は縦長のシルエットをサイドの髪の毛でひし形に持っていくようにするのがポイントとなります。
写真：life.news.biglobe.ne.jp
女性の場合は、ふんわりとしたシルエットでエアリー感やナチュラル感を出すのがおすすめです。エレガントさやガーリーさを演出したい人は全体的に髪の毛を長めにしてトップと襟足が自然につながるようなソフトなレイヤーを入れてもらいましょう。くせ毛風のパーマをかけたり、コテで毛先を巻いたりするとさらに女性らしいウルフカットに仕上げることができます。
写真：pinterest.com
面長の人は、サイドのボリュームを意識しながらスタイリングすることが大切です。耳の辺りにボリュームが出るようにして、襟足の辺りのボリュームを抑えるというのがポイントとなります。コテで襟足の辺りが凹むようにクセづけするときれいなシルエットに仕上がります。トップのボリュームを出し過ぎるとエレガントさやガーリーさが半減してしまいますので気をつけましょう。クールさやボーイッシュさやモード感を演出したい人は、トップと襟足の長さが極端になるようなレイヤーを入れてもらいましょう。そのことにより、縦長のラインが強調されてかっこいい女性を演出することができます。毛先はストレートのままの方がよりシャープな印象になります。トップはボリュームをアップさせてアシンメトリー風にスタイリングするのがおすすめです。アシメトリーにすることで面長も目立たなくなります。point 442 | 1
写真：Youtube
髪の毛の質感も重要になりますので、ツヤが出るタイプのワックスやグロスやスプレーを使用するのが良いでしょう。カットやスタイリング次第で面長の人でもウルフカットが似合うようになりますのでトライしてみましょう。