爆発事故があったのは、今月28日。
それはアメリカのアイオワ州で悲劇が起こりました。
同州マリオン郡の保安官によりますと、爆発した装置は一家が10月25日に制作したものとされ、
この装置を使って生まれてくる子どもの性別を披露し、記録映像をSNSに投稿して家族や友人と共有する予定だったといいます。
制作された「性別発表装置」というのもは、金属製の台に取り付けた手製のスタンドの底に火薬を入れたもので、
このスタンドにドリルで穴を開けて導火線を入れ、火薬の上に木片を置いて、生まれてくる子どもの性別を表すカラーパウダーを加えたといいます。
そして、火薬に火を付けるとパウダーが噴出して、青かピンクかで性別が分かるという仕掛けを想定していたそうです。
ところが金属パイプの上にテープを貼ったために、意図せずパイプ爆弾ができてしまい、
火を付けるとパイプが破裂して破片が吹き飛び、装置から14メートルほど離れた場所にいた女性を直撃。
破片はそこからさらに120メートルほど吹き飛んで地面に落下したといいます。
26日午後に行われたパーティーには、生まれてくる子どもの母親と家族5人が出席。
これらの爆発事故により、直撃された女性は即死だったと報じられています。
アメリカをはじめ、生まれてくる子どもの両親がゲストを招いて性別を発表するパーティーは、ここ数年で人気が高まっているそうですが、
お祭り騒ぎがエスカレートして山火事や車両火災に発展する事故も起きているのも事実です。
産まれてくる赤ちゃんを楽しみしていた女性は祖母。
突然の悲劇で即死してしまいましたが、これらの報道にネット上からはこんな声が。
「火薬の量よ!て、産まれてくる孫を楽しみにしてたやろに、、、」
「孫の誕生を楽しみにしてたでしょうね。」
「もうさ、火薬じゃなくて、水の中にカラーインクが広がるとか、そういう安全な演出に頭を切り替えてください。爆発なんかよりきれいだと思いますよ。」
「余計な演出せず発表すれば ばあちゃんも孫の顔が見れたのに・・・・」
「即死って…かわいそうに言葉もない。
もう少し簡単な物にすれば良かったのに。火薬は危ない。」
などのコメントが多数寄せられています。
保安官は、「他にもやり方はある。爆破装置はあまりにも危険」とし、
このような危険を伴う行為は避けるよう呼びかけているそうです。