蒸し暑い日が続くにも関わらず、自分の太った体を見ては、ショートパンツなど諦めようとしているあなたのために、家の中でも簡単にできる「太ももの内側」の4つの運動法を紹介する。単に体重を減らすことだけではなく、弾力性のある太ももを作るためにも定期的に運動する必要がある。下記に記載した「太もも運動法」を参考に、弾力性・元気さを保つ脚の美人に生まれ変われるように。
1. サイド・ランジ(Side Lunge)
両脚を骨盤幅ぐらいに開き、右脚は横にまっすぐ伸ばし、左脚は膝を直角に曲げながら下げる。その後、太ももの力だけを利用し、元の位置まで上げること。この時、視線は正面を向いて上半身は動かないように注意する。反対側も同じ動作を繰り返す。一日に10回ずつ3セットを着実にやってみると、徐々に変わっていく太ももとヒップに驚くだろう。
2. 相撲スクワット (Sumo Squat)
「ワイドスクワット(Wide Squat)」とも呼ばれる相撲スクワットは、日本相撲選手たちの姿勢に似ていることから由来される。肩幅より広く脚を開き、つま先は外側に向ける。続いて、両方の膝がつま先側に向かうように、ゆっくりと足を下げて徐々に太ももの力で上がってくる。上半身の重心が膝に偏らないようにするのがポイントである。一般的なスクワットよりも、内側の太ももの運動に焦点を当てた相撲スクワットは、一日15回ずつ3セット実施することが望ましい。
3. サイドレッグリフト (Side Leg Lift)
横になった状態で、片方の腕で上半身を支える。反対側の手は床を利用し、体の重心をとる。その状態で上の方の脚を高く持ち上げると、太ももの内側と外側が同時に引っ張られる感じがする。特に足裏と脚が直角になるようにすると、より運動の効果を高められる。両脚を15-20回ずつ3セットずつやること。家の中でテレビを見ながらできる簡単な動作なので、少しずつやってみるといいだろう。
4. ライング・アダクター (Lying Adductor)
床に横になった状態で、脚を上半身と直角になるように上げる。ポーズを維持するのが難しい場合は、壁に脚を当ててみてもよい。その後、脚をできるだけ左右に開き10秒間維持した後、脚を元に戻すこと。毎日、寝る前にこの動作を20回ずつ行うと、柔軟性も上がり太ももが痩せていく。まるで一石二鳥の効果である。
