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息子・ビートたけしに会うたびにお金を20万、30万円と催促していた母親の本当の気持ちに涙が止まらない!


ビートたけしの母親・北野さきさん。1999年にその生涯を閉じました。それまで母親の本当の愛情に気づかなかったビートたけしは葬儀の場には、人目をはばかること無く号泣していたのですが、今回はそんな母親・北野さきさんの息子への特別な愛情について紹介します。

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会うたびにお金を要求してきた母親


写真: blog.goo.ne.jp

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ビートたけしが芸人で売れるようになった途端、母が会いに来るたび「病院代をくれ」「今までお前を育てた費用だから」「水道の修理代をくれ」という理由をつけては20万円、30万円とお金を要求していました。教育熱心で優しかった頃の母親のはずが、すっかり変わり果てた姿に、ビートたけしも「因業ばばぁめ!」と悪態をつくこともあったそうです。そんな母親がお金をビートたけしに乞うようになったのは、ある理由があったのです。point 202 | 1

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事件を起こしたビートたけしに母親が暴言を吐く


写真: snjpn.net

以前にビートたけしはある事件を起こしているのですが、それは当時交際していたとされる女性のもとにフライデーの記者が取材に訪問。その際に強引な手法をとったことや、女性にケガを負わせてしまったことに激怒したビートたけしが仲間を連れて出版社へ乗り込んでしまいました。そんな時、母親・さきさんは 「あんなどうしようもないのは、死刑にでもしてください!」と一喝。マスコミを呆然とさせたのです。

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写真: trendnews.tokyo

その後、話を聞いたビートたけしは電話で「なんてこというんだよ!」と怒りますが「なに言ってんだい、ああでも言わなきゃ騒ぎがおさまらんでしょ」 と返答。下手に「申し訳ない」と誤ってしまえば尚更叩かれる。息子を思えばこそ、あえて攻撃する事で守った母の愛だったのです。

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入院した母親の本当の愛情に気づいたビートたけし


写真: akogare.me

そんな母親も病魔には勝てず、ある日入院してしまいます。さきさんが亡くなる2年前の1997年。ビートたけしは、92歳になり、軽井沢の病院に入院していたさきさんをお見舞いに行きました。この頃も、お見舞いに行くとさきさんは「今度おまえが来るときは、あたしは名前が変わってんだ。戒名がついているからさ。葬式は長野で出すから、おまえは焼香のだけ来りゃあいい」と憎まれ口を叩いており、まだまだ元気そうだなとビートたけしは思ったそうです。point 299 | 1

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写真: trendnews.tokyo

しかしその帰り際、ビートたけしの実姉から「たけしに渡してくれ」とさきさんに頼まれたと紙袋を受け取ります。紙袋の中には、一冊の通帳が。名義はビートたけし本人の名義になっており、中身を見て、ビートたけしは仰天。通帳の中は、さきさんの年金から少しずつ出したお金と、なんとビートたけしに執拗に要求していたお金がそのまま入っていたんだとか。1円も手をつけられていないその通帳はなんと1000万円近くにもなっていたとのことで、この包みを握りしめ、涙が止まらなかったと、後にビートたけし本人が明かしています。point 316 | 1

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写真: blog.goo.ne.jp

芸人というのは人気が無ければ無職同然になってしまう商売。そんな不安定な仕事をしている息子のため、失敗しても大丈夫なようさきさんが貯金してくれていたのです。さきさんが心配していたのは、芸人はいつ収入がゼロになってもおかしくない職業にもかかわらず、ビートたけしは入ってくれば全部使ってしまうというのがその理由だったようです。この時、ビートたけしはお兄さん達から「いつもオフクロはお前のことを心配している」と聞かされていたことを思い出しました。この時、ビートたけしはこれまで憎まれ口を叩き、お金ばっかり無心してくると思っていた母親の本当の愛を知ることになったのです。point 348 | 1

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