7月22日に行われた吉本興業の岡本昭彦社長の例の「天然ボケ」記者会見にて、所属芸人たちがよくネタにする給料の安さについては否定していたのは記憶に新しいですが、かつて吉本興業に所属していた明石家さんまでさえも給料が6対4だったという噂があり、波紋を呼んでいます。
明石家さんまプロフィール
本名: 杉本高文
生年月日: 1955年7月1日
出身地: 奈良県
身長: 172cm
血液型: B型
大御所の明石家さんまでさえも給料が少ない?
現在は吉本興業から独立した明石家さんま。しかし、吉本興業に所属当時もギャラが6対4と決して高くはなかったといわれています。明石家さんまは2008年にお世話になったフジテレビのプロデューサーが引退するため、恩返しの意味も込め「27時間テレビ」の総合司会を務めました。この際、テレビ局が支払ったギャラが億近い額と言われていますが、吉本興業はその6割を明石家さんまに渡したといわれています。
これが事実であれば、会社よりタレント側の取り分が多くなり、決して悪い話ではありませんが、若手芸人ではなく、超大物といえる明石家さんまでさえも6対4というので、吉本興業の闇を感じます。そのため、吉本興業でトップクラスにならない限り、当時岡本社長が会見で話していた「平均して5対5か6対4」という割合は若手芸人ではまずありえないことになります。
NSCのシステムが闇営業芸人を生んでいる?
吉本興業は現在、6000人の芸人を抱えているといわれています。吉本興業の芸人たちは、デビュー前にNSCで経験を積むことは有名ですが、全国に7校あるNSCは、入会金10万円と、1年間の授業料が30万円と、合計で40万円が必要になるそうです。さらに、99・9%入学できるという養成所だけに、毎年1000人近い学生が入学してくるとのこと。そのため、吉本興業はこれだけでもかなり儲けていることになります。
しかし、吉本興業側はお金を受け取ったらこっちのもんと言わんばかりに、遅刻や欠勤が重なると、問答無用で退学になるといいます。もちろん、返金はなく、卒業時には学生が4分の1程度に激減することもしばしばなんだとか。この大量生産体質こそが、闇営業芸人を生み続けているといわれています。もちろん一度売れ始めると稼げるのですが、それでも6対4もしくは5対5の割合のギャラで一握り。ここまでくると給料システムが崩壊しているといっても過言ではありませんが、吉本興業は給料システムの見直しをはかるべきでしょう。