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マラソンができなくなる!?箱根山に噴火の可能性はあるのか…


昔から関東でるときには箱根山の峠を越えていく必要があり、最大の難所といわれていました。標高は2000メートルはないものの1800m台の高さがあるため、峠越えするのも容易ではありませんでした。現在は駅伝として有名ですが、自動車で登る場合も一苦労する場面が多いです。
ひとむかし前に比べると、道が整備されており非常にきれいになっていますので、アクシデントのが起こる可能性は低くなりましたが、それとは別に噴火の可能性も考えられます。

 

火山活動が活発になっている


写真:www.asyura2.com

日本全体では、活火山の数は非常にたくさんあり、火山が起こる可能性がある山はたくさんありますが、近年は特に大規模な噴火をすることで多くの被害が出ました。桜島のようにいつも噴煙が上がっているような山もありますが、普段噴煙が上がっていない山なのに突然火山活動が活発化することもあり得ます。
例えば、岐阜県にある御嶽山が有名です。多くの行方不明者を出していますが、正確に噴火を予知することは難しく、たまたま登山をしていた人は大変な目にあったわけです。point 307 | 1

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写真:saigaijyouhou.com

また、九州の宮崎県にある新燃岳は2011年に噴火をおこしています。それと同時におこるのが国内での大きな地震であり、大陸のプレート全体が動いていることがよくわかるでしょう。
箱根山の近くには富士山がありますが、富士山が噴火するよりも箱根山が噴火した方が被害の規模は大きくなると想定されています。例えば、江戸時代の場合は富士山が噴火していますが、この場合は関東地方全域に灰が降り注いでいました。もともと関東地方の関東ローム層は富士山が噴火したことによりできたものですので、非常に栄養分が高いことで知られています。
一方で、箱根山が噴火すると神奈川県の小田原周辺まで土石流が流れる可能性があり、過去には現在の小田原市から横浜市あたりまで土石流が流れた様子が見て取れます。point 400 | 1

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噴火の可能性をどれほどあるか


写真:plaza.rakuten.co.jp

気になるのは、箱根山の噴火の可能性がどの程度かになります。2016年にはレベル3の警戒までした箱根山の火山活動ですが、2017年には小康状態になっており大きな活動はみられていません。一番最後に大噴火を起こしたのがおよそ今から3000年前ですので、歴史で言うならば弥生時代に活動しています。まだ大和政権ができていない弥生時代には、大爆発を起こし関東地方全域に被害が及んでいます。

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写真:mera.red

その当時の火口は現在の温泉卵で有名な大涌谷付近とされています。大涌谷付近はすでに白い煙が岩の間から出ていることで有名ですが、よく見るとちょうど山の真ん中が潰れていることがわかるでしょう。噴火するときにすべて飛んで行ってしまったことがわかります。また、観光地として知られている芦ノ湖も箱根山の火山によってできたものになります。
どの程度の火山が活発化する可能性があるかですが、今のところ明確なことはわかっていませんが、およそ30年おきくらいに大爆発を起こしていることから、そろそろいつ来てもおかしくないとは言われています。当然観光することもできませんが、箱根駅伝をはじめとするマラソンも開催することができなくなるでしょう。大阪と東京の大動脈である東名高速道路や東海道線として新幹線も寸断されることになりますので、何らかのシミュレーションをしておかなければならないでしょう。point 445 | 1

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まとめ


写真:www.huffingtonpost.jp

2010年以降は大きな地震が増えただけでなく、火山の活動が活発化しています。2016年には駅伝で有名な箱根山も噴火活動を起こしており、近いうちに大爆発する可能性があるともいわれています。2017年の段階では、大きな爆発は見られないため、普通に大涌谷付近まで刊行することができますが、以前よりは近づける範囲が狭くなっているのが特徴です。
いつ噴火するかは学者でもわかりませんが、およそ30年おきに活動をするのが箱根山の特徴になるでしょう。point 300 | 1

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