お笑い界の一大ブームとなるようなハマりネタ・ギャグを生み出す〝一発屋芸人〟たち。大ブレイクし、そして静かに波がひいていくように去っていきます。そんな一発屋芸人たちのその後を紹介します!
2003年頃に『エンタの神様』(日本テレビ系)でブレークしたピン芸人・ヒロシ。
「ヒロシです」と名乗ってから自虐ネタを呟く独特の芸風を覚えている人は多いことでしょう。
幼い頃からあがり症で当時はテレビに出ることが苦痛だったと明かしています。それに加えて極度の人見知りだったため芸人仲間や芸能界になじめず、それが原因でそのまま衰退することに。
その後、芸能界での仕事や人間関係に疲れたヒロシはYouTubeでソロキャンプ動画を投稿しはじめます。
キャンプ愛好家たちからの人気を得て、今や100万人以上の登録者数を誇る大人気チャンネルに!
2020年には初のキャンプ本『ヒロシのソロキャンプ~自分で見つけるキャンプの流儀~』を出版するなど再ブレーク状態となっています。
続いては、ピン芸人・パッション屋良。2006年頃に『エンタの神様』、『笑いの金メダル』(テレビ朝日系)、『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)などに出演し、ブレイクしたお笑い芸人です。
目を見開いた険しい顔で「んー! んー! んー! んー!」と拳で胸筋をゴリラのように叩き、「そうだね! プロテインだね!」というネタが話題に。
現在、自身のYouTubeチャンネルの動画で当時のネタを投稿していますが、チャンネル登録者数538人(1月4日時点)と伸び悩んでいます。しかしヒロシのように、今後再ブレークするかも?しれません…。
また、イベントの司会やステージパフォーマンス、またパーソナルジムのトレーナーとして活動し地元沖縄で家族とともに暮らしているようです。
そして、「ダメよ~、ダメダメ」という一度聞いたら頭から離れないフレーズと、奇抜なメイクで一躍有名となった女性コンビ『日本エレキテル連合』。
2014年の流行語大賞を受賞しましたが、すぐさま姿を消しています。コントに定評がありましたが、各バラエティーでは〝トーク力〟の低さが顕著でメディア出演は一瞬でなくなることに…。
こちらのコンビもYouTubeでネタ動画をコンスタントにアップしており、チャンネル登録者数は15万人超。持ち味である独特かつコアな世界観が人気のようです。
また所属事務所「タイタン」のマネジャーである八木順一氏が企画・監督した映画「実りゆく」に出演。日本エレキテル連合の2人は初の映画デビューとなりました。
2018年にブレイクし、子どもたちから異常なまでの人気を集めていたピン芸人・ひょっこりはん。ネタが一本調子なのですぐに露出は激減…。
しかし今も芸人としてマイペースな活動を続けています。またプライベートでは昨年、一般女性と結婚。第一子も誕生し、SNSでは日々幸せな様子を発信しています。
2018年8月24日に幼児が見て楽しめる書籍を出版しているひょっこりはん。イラストの中に隠れた芸人のひょっこりはんを探して遊ぶ絵本で、第1弾は10万部を突破するなど大好評!4カ月後の12月20日には、第2弾『もっとひょっこりはんをさがせ!』を発売しています。
第2弾も発売から2カ月で重版が決定し、累計6万部を突破するなどタレント本では異例のロングセラーに!!
お笑い界を大いに盛り上げてくれた〝一発屋芸人〟。お笑い以外の多方面で活動しているようです。今後の活躍にも期待したいものですね!