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みぞおちが痛い!考えられる原因と病気


みぞおちは普段あまり痛みを感じる部分ではないため、痛みを感じると何かしらの病気にかかっているのではないかと不安になってしまう人も多いでしょう。痛みを感じる原因には、病気が関係しているものとそれ以外のものの二つに分かれます。

 


写真:allin1.co.jp

病気以外の原因としては、まずはストレスや不安が挙げられます。ストレスや不安を強く感じやすい人は、みぞおちの痛みを感じることが多いので注意するようにしましょう。これは不安やストレスによって自律神経が不安定になることが考えられます。自律神経が不安定になると、胃が正常に機能しなくなり、胃酸を過剰に分泌することもあります。この時に発生した胃酸が胃に負担をかけるため、痛みを感じることにつながるということです。point 272 | 1

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写真:thehoopsnews.com

そして飲食物が関係していることもあります。自分の許容量よりも多くの食べ物を食べたり、刺激が強いものをたくさん食べると、胃に負担がかかり、みぞおちの付近が痛むことが考えられます。お酒の飲み過ぎや刺激物の食べ過ぎには十分注意するようにしましょう。そして煙草の吸い過ぎも痛みにつながります。特に1日に何度もたばこを吸うヘビースモーカーはその傾向が強いでしょう。これはたばこの煙が胃を刺激し、胃酸の分泌が多くなることが原因です。そしておなかが冷えることでみぞおちに痛みが生じることも考えられます。おなかが冷えるとみぞおちの近くにある腹直筋が低下してしまうことがあります。これにより筋肉がゆるんだのを助けるために、みぞおちの部分がこわばるという現象が発生します。point 407 | 1

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写真:xn--n8jl1454c4yj.com

そしてこれ以外の原因として、様々な胃腸の病気が考えられます。まずは急性胃炎です。急激におこる腹痛の中で最も多い病気と言えるでしょう。痛みが急に発生したり、落ち着いたりを繰り返す特徴があります。痛む場所も様々で嘔吐や下痢を伴うことがほとんどです。多くの場合は、病院を受診して点滴を受けることでおさまるでしょう。次に胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの消化性の潰瘍もみぞおちの痛みが発生します。胃や腸の粘膜が深く傷ついて、その部分に胃液などが染み込むことによって、みぞおちあたりに痛みを感じます。さらに場合によっては吐血や下血を起こすこともあります。主な原因は胃の中の細菌によるものですが、それだけではなくストレスや喫煙、飲酒も潰瘍の原因となることで知られています。point 405 | 1

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写真:medley.life

次に逆流性食道炎です。逆流性食道炎にみられる主な症状としては胸やけがありますが、これ以外にみぞおちの痛みも含まれています。応急処置として、胃酸を抑える薬が有効となりますが、逆流性食道炎が疑われる場合には、早めに病院に行って適切な治療を受ける必要があります。そして食中毒です。傷んだ食べ物や細菌やカビが繁殖した食べ物を食べることによって食中毒が発生します。一般的には食材にしっかりと火を通すことで防ぐことができます。症状としてはみぞおちの痛み他に下痢や嘔吐、発熱などの症状があらわれるもあります。point 317 | 1

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写真:commonhealth.com.tw

次に胆石症です。胆管では胆汁と呼ばれる消化液がつくられますが、この胆汁の成分が石のように固まってしまう病気を胆石症と呼んでいます。胆汁が胆管で石になる場合を胆管結石と呼んでいますが、この時にみぞおちから右上腹部が痛くなる特徴があります。そして急性膵炎です。急性膵炎の原因は胆石や過剰な飲酒が原因となって発生します。みぞおちから上腹部の激痛に加えて、場合によっては背中に痛みを感じる人も見られます。これに加えて吐き気や嘔吐も伴い、みぞおちの痛みに関しては数日にわたって続き、ほとんどの場合入院治療が必要となるでしょう。そしてよく知られている盲腸の典型的な症状にみぞおちの痛みが挙げられます。最初はみぞおちの部分が痛み、だんだんと上腹部、おへその周りが痛むようになります。初期段階であれば抗生物質で治りますが、ひどくなると手術が必要となります。point 448 | 1

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