芸能事務所の社長から、忘年会で熱したしゃぶしゃぶ鍋の中に顔を突っ込まれて、大ヤケドを負ったと、元社員の男性が警視庁に刑事告訴しました。
被害を訴える男性はこのように語っています。
「（社長が）怖かったからとりあえずやるしかない、盛り上げるしかない。社長に洗脳されていた。（社長は）認めて、罪を償ってほしいと思います」
被害を訴えている男性は、都内にある芸能事務所の元社員でした。
その男性によると、２０１５年１２月、事務所の忘年会で元芸能プロ社長に首をつかまれて、火がついたままのしゃぶしゃぶ鍋の中に２回に渡って無理やり顔を突っ込まれたそうです。
男性は顔全体に大ヤケドを負ったそうです。
その他にも、坊主頭にすることを強要されるなどのパワハラを日常的に受けていたと主張しています
2018年11月22日、男性は事件の経緯の説明と、社長に対しての刑事告訴をするために会見を行いました。
男性は社長を警視庁に刑事告訴をし、今後は損害賠償を求める裁判も起こす予定だと話しています。
芸能事務所の社長は弁護士を通して、鍋に顔を突っ込んだことを認めた上、男性に謝罪して、損害賠償に応じる意向を示していることが分かりました。
一方、あるユーチューバーが一連の週刊新潮の報道を見て、「あの社長は悪く無い」と主張しているのです！
そのユーチューバーとは、「遠藤チャンネル」というチャンネルを開設しています。
チャンネルの登録者数は1000人ほどいます。
このユーチューバーはなぜ、「社長は悪く無い」と言うのだろうか？
「あの鍋熱そうに見えて全然熱くないんですよ、コンロの火も出てるんですけど多分あれそこまで熱くない。というのもあの鍋食べ終わりかけなんです、なんでさっきまでコンロの火は消してあった可能性が高い。で今から顔を入れるってなったから直前で火を付けて温めだした。湯気に関してはそこまで高く無くても出る。あれ沸騰はしてないです。熱そうに見えるけどそこまで熱くない」とのことでした。
まるでその場にいたかのように詳しく語っているが、全て憶測とのことでした。
「火は消してあった可能性が高い」、「直前で火を付けて温めだした」、「あれ沸騰はしてないです」など、想像で語っているものばかりだったのです。
（実際に男性は2度の火傷を負っており、顔がただれている写真も公開されています。）
更に、このユーチューバーは「事件が起きたのは2015年なんです、3年前なのに今になっておかしい」と疑問をしています。
警察に行かず、今さら公開した理由は、「彼はめちゃくちゃ無能な社員だったから」と言い切ったのです。
しかし、実際の理由は、ほとんどのモデルをこの従業員がスカウトしたため、迷惑かけられないと我慢していたそうです。
そして、今になって動いた理由は、時効が迫っていたためだと―。
極めつけには、「彼は社長に恩がある、金を借りていてやめれなかった、どうしようもないクズでしょうね」とこれまた言い切ったのです。
このユーチューバーの主張が憶測ではなく全て事実のであれば、その場に居た関係者ということになります。
該当動画を公開したのも、社長を擁護するためであるた可能性があると言えます。
もしくは、チャンネル登録者数を増やすための逆張り発言ということも可能であるのでしょう。