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ペニオク騒動後のあの芸能人たちは今…


ペニオク騒動、覚えているでしょうか。
オークショサイトを運営するペニーオークションは「ワールドオークション」や「ギャルオークション」など複数のオークションサイトを運営していました。ペニーオークションが運営するオークションサイトを総じて「ペニオク」と呼ばれています。


写真:girlschannel.net

これらオークションサイトには数千円から数万円する高額商品を0円からスタートさせ、入札者が1円から15円単位で落札できるという触れ込みで参加者を募っておりました。
ペニオクサイトは入札するごとに参加者が手数料を払う独特のシステムでした。
手数料を払っても定価で購入するよりも遥かに安いと判断したユーザーはこぞって利用しました。
さらに多くの芸能人が自身のブログでペニオクのサイトを利用して落札したとの記事を投稿し、信憑性を高めました。
しかし実際はペニオク側の業者やボットが価格を釣り上げて行き、ユーザーからは手数料だけを取る目的の詐欺でした。point 336 | 1

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写真:news-us.org

2010年から2012年にかけて約6000万円もの手数料が騙し取られていたのです。
ペニオクサイトを運営者はもちろん逮捕。
この騒動で、ペニオクを利用して商品を落札したとブログにアップロードしていた芸能人らも槍玉に上げられるようになりました。
正規手続きを踏んだユーザーは絶対に落札できない仕組みなのですから、商品を落札できるのはおかしいですよね。
芸能人はステルスマーケティング、いわゆるステマと言って、業者からお金をもらって記事を書く場合があります。
ペニオクも芸能人に報酬を支払い、ペニーオークションのサイトを利用して商品を落札したとブログに投稿してもらっていたのです。point 353 | 1

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写真:matomax.wordpress.com

ペニオク騒動で有名なのは、小森純とピースの綾部祐二。綾部祐二は実際には商品を落札していないのに落札したと嘘の投稿をしたと認め、出演していた番組で謝罪しています。
他にも松金ようこ、永井大、菜々緒、熊田曜子、ほしのあき、デヴィ夫人などステマに加担した芸能人は30人近くにも及びます。
ちなみにブログ投稿の報酬は30万円くらいだとか。
彼らは現在どうしているのでしょうか。

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写真:cmjapan.com

ピース綾部祐二のように、ブログでも番組でもはっきりと謝罪をした芸能人もいれば「紹介はしたが金銭は受け取っていない、落札したとも明言していない」ととぼける芸能人も。
中にはこの騒動後、芸能活動を自粛した人もおり、対応にばらつきがあります。
ペニオク騒動があった2012年に自粛していた芸能人たちも、2017年の現在は芸能活動を再開しています。
同じステマでも、単なる商品やサービスの紹介ならまだしも、ペニオクの場合は明らかな詐欺事件です。
詐欺とは分からずステマ依頼を受けていたのなら、仕方がありませんけれども、芸能人の発言は、世間に大きな影響を与えるのだと再認識しました。
芸能人の影響力を利用して、炎上商法と言ったように、わざと世間の反感を買い、知名度をあげようとするケースもありますね。point 410 | 1

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写真:netnews-bank.co

ペニオク騒動は、明らかに詐欺とわかって加担した訳ではないので、ステマ記事を書いた芸能人が逮捕されることはありません。事情聴取を受けた芸能人はいたようですが。
犯罪行為ではない限り、炎上は知名度が上がるおいしい現象だと感じる芸能人も少なくありません。
ステマ記事を読んで、ペニーオークションのサイトで詐欺に遭った人からすればたまったものではありませんが、芸能人たちに罪はありません。
悔しい気持ちもあるでしょうが、ステマ記事を書いた芸能人を恨むのは筋違いです。
溢れる便利なサービスの中で、ユーザー側も安全かどうかを見極める目を持つ必要があります。
そして芸能人も、報酬が入るからと言って、不明瞭な筋からの仕事は受けない方が良いでしょう。point 387 | 1

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