歌舞伎俳優の市川猿之助が、〝財産に関する書き置き〟も残していたことが分かりました。
当初、猿之助が倒れていた東京・目黒区にある自宅の半地下スペースの自室に、スケッチ用のキャンバスがあり、知人にあてたとみられる走り書きと、末尾に『たかひこ』という本名の署名があったと報じられていましたが、新たに別の〝遺書らしきもの〟が発見されたというのです。
そこには、一家の財産を「親族以外の人物に相続させる」といった趣旨の一文があったというのですが、猿之助は一人息子で、独身です。今回の騒動が〝一家心中〟だったと仮定すると、思いを遂げていた場合、父親の四代目市川段四郎の兄で、先代の市川猿之助だった市川猿翁が財産を相続する可能性が高いです。それを、わざわざ遺書で、別の相続人を指定していたことになります。