母方の血筋はテニス選手やアメフト選手のアスリート系。姉もアメリカの映画女優の「ダコタ・ファニング」で、姉より高い身長が特徴的な女優「エル・ファニング」についての解説です。クールで可憐な容姿とは違った彼女の魅力や内面について解説していきます。

 

エル・ファニングとは？

父はサラリーマン、母は元テニス選手、姉は女優。それがエル・ファニングさんの家族です。

エル・ファニングさんは2歳8ヶ月という歳から演劇に関わっており、姉妹であるという点を活かして2001年公開の「TAKEN」や「アイ・アム・サム」などで姉のダコタ・ファニングさんが演じる役の幼年時代役として女優としてデビューしました。

当時はこの2作で姉の幼いころという役を演じていましたが、翌年に4歳となったエル・ファニングさんは、「チャーリーと14人のキッズ」で初めて自分だけの役を獲得しました。

幼いころから女優として経験を積んだファニングさんは、元々一卵性双生児を採用する予定のキャラを1人で演じきるなど、若くして成熟した演技スキルを発揮しています。

ブレイクのきっかけは「スーパーエイト」での出演によるもので、現在では様々な人気ドラマに出演しています。

 

エル・ファニングの性格

出演作品ではまるで西洋人形のように可憐で綺麗なエル・ファニングさん。実際の性格は結構な天然の入った癇癪持ちだったりします。姉が女優、母が元テニス選手ということもあり、幼少時は姉の役をしていたこともあってか、イマイチ自分の人気について理解していないそうで、自分にパパラッチがついて回ることを理解していないという。

活発的で、じっとしているのは性に合わず、コツコツ努力するよりも撮影日の前にセリフを一夜漬けしたり、自分の出演した番組は観ない。「エル・ファニング」という女優であるという認識よりも、「ダコタ・ファニング」の妹であるという認識が強く、声をかけられても「エル・ファニング」であることを隠すことよりも「ダコタ・ファニングの妹です」と答えないように気をつけている。そんな人となりをしています。

撮影日直前にセリフを覚えるとあるように、エル・ファニングさんの演技の特徴は”自然体”です。役には直観をもって演技し、エル・ファニング本人が役そのものに見えるような演技をすると、彼女を起用した監督は語ります。

 

挑戦的で冒険好き

映画「マレフィセント」でオーロラ姫役を演じたエル・ファニングさん。

やはりおしとやかなイメージとは異なり、挑戦的な行動を良く取ります。

体型と健康維持のためにボクシングにも取り組んでいて、可憐な見た目からは想像もできない強烈な左フックを習得していたり、18歳になったエル・ファニングさんは、「ネオン・デーモン」という作品に出演しました。

この作品はホラーとエロをテーマとした暗い作品で、惨状の中でクライマックスを迎えるお話です。

姉のダコタ・ファニングさんはこの映画を観た後に「女優としての妹に強い感銘を受けた」と驚愕しています。

 

良好な姉妹仲

お互い女優の道を歩き、今では姉妹という関係も殆ど形だけのものになりつつある「エル・ファニング」と「ダコタ・ファニング」の両者。

ファンやアンチの中には競争心を煽ったり仲違いをさせたがるような人たちも少なくは無く、本人もそれに言及しています。

エル・ファニングさんは姉のダコタ・ファニングさんを敬い、自分が演技の道に居るのは姉が居るからこそであり、姉が子役の仕事を受けていなければ同じように自分も演技の仕事はしていないと語ります。

対してダコタ・ファニングさんも、「私にとって妹ほど成功し、かつ飛躍してほしい人は存在しない」と語っています。エル・ファニングさんは女優として自分の手を引いてくれた姉を、ダコタ・ファニングさんは女優として稀有な才能を持つ姉を。お互いがお互いを敬っている良好な姉妹関係であるということがわかります。

 

まとめ

以上、アメリカの女優「エル・ファニング」さんについての解説でした。今世紀最大のスター女優になるのではないか？と予測されているエル・ファニングさんについて、詳しく理解できていただけたのなら幸いに存じます。日本の女優とは違った、アメリカの女優ですが日本でも吹き替えや字幕つきの作品を観ることができます。是非映画「マレフィセント」や「SUPER8/スーパーエイト」を鑑賞してみてください。