名古屋市名東区の市立小学校で6月、男性教師らが5年生男児の体をつかんで身動きできないようにし写真撮影し、
その様子が写った写真をクラスメートらに見せていたことがわかりました。
これに対して学校側は「不適切な行為だった」として男児と保護者に謝罪したということですが、ネット上では波紋が広がっています。
市教委によりますと問題があったのは6月12日の1時間目の授業後、
名東区の市立小学校で30代の男性教務主任が廊下を通りかかった5年生の男子児童に足を絡めたり、
背後から腕を回したりして身動きができない状態にし、後ろから押さえつけたということです。
身動きが取れないようになった男児は「放して」などと周囲に訴えたそうですが、
居合わせた20代男性担任教諭は制止せず、備品のタブレット端末で様子を撮影。
担任は直後の2時間目の授業で教室のプロジェクターを使い、クラスの児童らに写真を見せたといいます。
そして、帰宅した男子児童の保護者から学校側は抗議を受け、
教務主任らは「じゃれあいのつもりだったが、やりすぎだった」などと謝罪。
しかし、このとき写真撮影したことは伝えておらず、後日改めて校長が謝罪したということです。
撮影した担任は「別の児童の気を引きたくて、写真を撮影したり見せたりしてしまった。写真は削除した」と説明しているそうですが、
名古屋市教育委員会の担当者は「事実関係を調査する」とコメントしています。
耳を疑うような教諭の行動。しっかりとした事実確認、保護者への説明が必要となるでしょうね。
これら一連の報道に対してネット上では以下のようなコメントが寄せられています。
「ちょっと意味がわからない。何がしたかったの?一つだけわかったのは人の嫌がることをして楽しんでる最低な教師が居るってこと、この人達は子供達に何を教えたいの?なぜ教師になったの?」
「これ、完全に教師による子どもへのいじめ」「こんな人達に、子どもの心の機微を感じ取って指導ができるとは思えません。ましてや、校内でも指導的な立場の教務主任の先生が何をしているのでしょうか」
などと批判的な声が上がっていました。