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【閲覧注意】「電子タバコ」爆発事故で17歳少年の顎と前歯が砕ける


電子タバコの爆発事件が全世界的に後を絶ちません。電子タバコの安全性の問題をめぐっては、いろんな問題が指摘されていますが、またもや信じがたい爆発事故が発生したようです。

オンラインメディアワールド・オブ・バズは、米ネバダ州の小さな町で以前、当時17歳の少年が口にしていた電子たばこが爆発し、あごの骨が砕ける事故があったと報じました。治療にあたった医師曰く、少年は顎が砕けただけでなく、前歯を含​​む歯複数が折れていたことも明かしています。

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被害を受けた少年は、禁煙するためにお母さんに「電子タバコ」を購入してほしいとお願いしたそうです。電子タバコのおかげで、かろうじて喫煙欲求を抑えてきた少年は、まさかの思わぬ事故に遭ってしまいました。今回の事故で使われていた電子たばこの種類は不明ですが、喫煙の途中に爆発してしまい、重傷を負う事態に陥ってしまったのです。

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その後、あごに穴が開いた少年は母親に付き添われて約400キロを移動し、隣のユタ州にある小児病院を受診しました。医師らは即座に手術に踏み切り、砕けた骨の再建と修復を行ったといいます。また、病院の外傷治療責任者、ケイティ・ラッセル氏は電子たばこについて「ポケットや顔で爆発する可能性があることを購入前に知っておく必要がある」と語っています。

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実際に電子たばこの爆発事故は世界的にも多発しており、緊急治療室で手術を受ける人も増加しているようです。これらは社会問題となっており、2018年に発表された研究の推計によると、米国では15~17年にかけて、電子たばこの爆発とやけどが原因で2000人以上が緊急治療部門を受診しています。しかし、事故がいかに深刻なものになり得るか認識している人は少ないようです。

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ラッセル氏によると、ネバダ州の少年は電子たばこが爆発する可能性があるとは思ってもいなかったそうで、緊急治療室ではこの点を繰り返し口にしており、爆発から数時間が経過した後もパニック状態だったといいます。

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ラッセル氏も「それまでの私のキャリアでは、こうした例を見た経験がなかった。可能性としてあり得ると聞いたこともなかった」と語っており、ラッセル氏が治療に当たった少年は「タフな子」で、予後も良かったといいます。

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電子たばこは普及しつつありますが、実際に爆発事故が起こってしまうと手術を受けるほど大変なことになります。これらについてネット上では以下のようなコメントが寄せられています。

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「怖すぎる。自分も電子たばこに変えたけど、いつ事故が起こってもおかしくないのかな」

「それって電子たばこのメーカーが悪かったんじゃ?」

「だから、みなさんたばこはやめたほうがいいんです」

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また、米テキサス州では以前、爆発した電子たばこの破片が頸(けい)動脈を突き破り、男性が死〇する事故も発生しています。そしてフロリダ州でも、使用中の電子たばこが爆発し、男性が遺〇で見つかる事故がありました。少年は幸い命に別状はありませんでしたが、電子たばこを使用する際は爆発事故が起こりうることを考慮しておいたほうがいいかもしれませんね。

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