X
    Categories: FOOD

苦手な人でも食べやすい!セロリを使ったアイデアレシピ


好き嫌いが分かれる野菜の代表でもあるセロリ。古くからある野菜で、古代ローマ時代には既に存在していたことが確認されていますが、当時は食用では無く整腸剤や香料として使用されていました。日本で普及するにはとても時間がかかった野菜で、当初は熱を下げる、目の充血を鎮める効能がある高級な薬膳野菜として食されていましたが、現在ではサラダや洋風料理などに広く使われています。セロリには体に必要なビタミンがバランスよく含まれており、ベータカロテンやビタミンB、C、Eを多く含むので美肌やアンチエイジングに効果があることが分かっています。


写真:lifehack.org

 

アイデア料理で苦手なセロリを克服しよう!


写真:キナリノ

ADVERTISEMENT

そんなセロリですが、独特の香りが苦手と言う人が大変多い野菜です。それならばその香りが気にならなくなるようなアイデア料理で苦手意識を克服しましょう。簡単にできてご飯のおかずにもなるレシピをご紹介します。用意するものはセロリ2本、にんじん1本、かつおぶし適量、砂糖、みりん、しょうゆ、ごま油をそれぞれ大さじ1、塩少々と白ごまです。

ADVERTISEMENT

 

セロリの作り方


写真:心食谱

作り方は、ごま油をフライパンに入れ火にかけて熱したら、細く切ったにんじんを入れて軽く炒めます。ざっと火を通したら、食べやすい大きさに斜めにスライスしたセロリを入れてさらに炒めます。セロリとにんじんがしんなりしてきたら、砂糖、みりん、しょうゆを入れて全体になじませて、味がしっかり付いたらかつおぶしを加えて混ぜ合わせます。皿に盛りつけて、最後に白ごまを適量振りかければ完成です。とてもシンプルな料理ですが、セロリの香りはごま油がカバーしてくれるので香りが苦手な人でも大丈夫なうえ、しゃきしゃきした食感が心地よく食べやすい一品です。ぜひ試してみましょう。point 344 | 1

ADVERTISEMENT

 

薄くスライスして酢水に浸けることで苦手な香りは消える


写真:ダイエー

セロリの香り成分はアピインと言うポリフェノールの一種で、気持ちを安定させる効果があると言われています。また、肉や魚の臭みを取り除いて、口の中をさっぱりさせる成分が含まれているので、ミネストローネやクラムチャウダーなどには今や欠かせない野菜ですね。その香りを消してしまってはもったいないような気もしますが、苦手な人には仕方ありませんから、なるべく香りを抑える調理方法を考えましょう。

ADVERTISEMENT

 


写真:野菜通販

薄くスライスして酢水に浸けるだけでかなり香りは消えますので、そのままサラダなどの生食にしたり、相性の良いトマトやバジルと一緒に炒めるのもおすすめです。また、牛乳とも相性が良く香りを和らげる効果があるので、スープなどにしても良いでしょう。

ADVERTISEMENT