新型コロナウイルスの感染拡大の影響で新学期が延期になったり、オンライン授業に切り替わったりと、教育現場にて変更を余儀なくされている現在ですが、その一方でオンライン授業をカフェで受講する学生たちが増えているということで「これじゃオンライン授業の意味がない」と疑問の声が相次いでいます。
オンライン授業の需要が高まる一方でカフェに学生たちが群がっている?
それは韓国での出来事。韓国では教育熱が高いことで有名であるだけに、新学期をオンライン授業で代替しているところがほとんどです。そのため、新型コロナウイルスの感染がしにくい…と思いきや、なんと、オンライン授業をカフェで受講する学生たちが続出しているといいます。
韓国のカフェはコンセントやWi-Fiを完備しているところが多く、まさに勉強をするのに最適ではあるのですが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でソーシャル・ディスタンスが提唱されている中でも学生たちがカフェに群がっていることに驚きですね。これではまるでカフェが教室と化しています。
「これじゃ意味がない」と嘆く声続出
このような学生たちのカフェの押しかけに、店長も「これではオンライン授業の意味がないのでは…」と嘆いている様子。韓国では現在、1日の感染者数が10人以内であることも多くなっていることから、油断をしている方が多いのかもしれません。これではいつ第2波が来るのか分かりませんね。
カフェはなんといっても「3密」の環境が揃っており、濃厚接触がしやすい空間。それなのにも関わらず、朝から夜まで満席になるカフェも増えているようなので「何のためのオンライン授業なんだか…」と思われても仕方ないですね。自宅では勉強に集中できないという気持ちも分かりますが、オンライン授業の需要が高まっている意義を学生たちに知ってもらいたいところです。
まとめ
このように、オンライン授業の需要が高まる一方で、カフェで受講する学生たちが増え続けている件がもはや社会問題と化している韓国。日本ではスターバックスが休業を決めたり、また、テイクアウトのみを受け付けているカフェも増えている中、教育現場はまた別の問題を抱えそうですね。