この春、3月20日に放送されるスペシャルドラマ『エアガール』（テレビ朝日系）でCA役を演じ、4月期の日本テレビ系日曜ドラマ『ネメシス』（櫻井翔さんとのW主演）では 櫻井さんが演じる探偵の助手役を務め 相次いで、ドラマの主演を務めることになった 女優の広瀬すずさんですが…。
去る2019年前期のNHK連続テレビ小説『なつぞら』でヒロインに起用された広瀬さんが、本格的な民放地上波ドラマに出演するのは、同作以来2年半ぶりとあって、両ドラマ共に注目度も高いようです。また、櫻井さんの連ドラ主演は 嵐の活動休止後初で、『先に生まれただけの僕』（17年10月期、日テレ系）以来3年半ぶり。そうした点でも『ネメシス』は4月期の話題作のひとつになっているようです。point 243 | 1
映画界では『ちはやふる』シリーズ（16年、18年）、『チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～』（17年）、『一度死んでみた』（20年）などで主演し、興行収入的にもそこそこのヒットに恵まれた広瀬さん。「日本アカデミー賞」では優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞などを受賞しており、映画界ではすでに一定の地位を確立しているといえます。point 231 | 1
しかし、それにもかかわらずテレビドラマに関しては、朝ドラ以前に主演した『学校のカイダン』（15年1月期、日テレ系）が平均9.point 117 |
3％（ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同）と低迷し、『anone』（18年1月期、同）に至っては平均6．2%と大爆死を喫しており、民放では“結果”を残せていないのが実状。point 94 | 1
W主演の櫻井との相乗効果も期待⁉ 広瀬がどうしてもドラマで結果を残したいワケは…
「『なつぞら』は朝ドラ区切りの100作目とあって絶対にコケられないNHKは、全精力を注ぎ込み、松嶋菜々子、藤木直人、草刈正雄、山口智子、岡田将生、比嘉愛未ら超豪華キャストがガッチリとワキを固めましたので、平均視聴率21.point 149 |
0％は当然の結果とも言えます。視聴率がすべてではありませんが、民放プライム帯での主演ドラマで 2ケタは獲らないと、“主役級女優”の地位確立はなかなかできません。事務所としては、その座を明確にするためにも、2作続けてドラマで主演させるのでしょう。『エアガール』は坂口健太郎、伊原六花らの人気若手俳優が共演者にいるので若年層の視聴者獲得を見込めそう。『ネメシス』が放送される日曜ドラマはこれまでもなかなか数字が伸びず、厳しい枠ですが、W主演の櫻井との相乗効果も期待できますし、この枠でそこそこの数字をはじき出すことができれば上々です」（テレビ誌記者）point 272 | 1
また、そのほかにも 広瀬さんとしては、どうしてもドラマで結果を残したい“ワケ”があるというのですが…。それが 姉・広瀬アリスさんとの“格”の差を示すことだという。
「 朝ドラ『わろてんか』（17年後期）に出演し、アリスは ヒロインだった葵わかな以上に大ブレークを果たし、各局から引っ張りだこになりました。ここ最近では、『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』（20年1月期、日テレ系）、『七人の秘書』（同10月期、テレ朝系）、現在出演中の『知ってるワイフ』（フジテレビ系）で存在感を発揮して、すずを超えるような勢いをみせています。先に売れたすず的には、この状況にあまりいい思いをしてないと聞きます。ただアリスはあくまでも2番手、3番手の役どころが多いのですが、すずは“主役級女優”としての地位を確立させて、姉との“格”の差を明確に示したいでしょうね」（芸能プロ関係者）point 299 | 1
いずれにせよ 広瀬さんにとっては、『エアガール』も『ネメシス』も、2年半ぶりの地上波ドラマでの主演になるだけに 注目が集まることは間違いないことでしょう…。特に今回、櫻井翔さんとのW主演の『ネメシス』は、1話ごとの事件を解決することで、20年前の謎の断片が明らかになっていき、最終回に衝撃の展開が待っているという完全オリジナル作品だということで、今後は 映画作品などへの展開も注目されそうです。point 247 | 1