新型コロナウイルスの感染拡大の一方で「ウイルスよりも人間の方が怖い」という出来事が続々と起こっているようです。最近になり道端を歩いていた女性が突如通行人に「コロナをばらまくな」と理不尽なことを言われては暴行を受けてしまったその動画が拡散され、波紋を呼んでいます。
理不尽な理由で見知らぬ通行人から暴行を受けてしまった女性
それはオーストラリアでの出来事。中国人留学生が道端でたまたますれ違った現地の白人の女性に理不尽にも暴行を受けてしまうという事件が起こってしまいました。加害者の女性は留学生の髪を引っぱっては膝で顔を殴るとやりたい放題。その後、留学生の顔は床にたたきつけられてしまいました。point 217 | 1
その後、加害者は「コロナをばらまかないで！」「オーストラリアから出ていけ！」と捨てゼリフを吐いたといいます。どうやら留学生は人種差別を受けたようですが、その後幸い通行人の男性に「やめなさい」と止められたことで、加害者はその場を立ち去って行ったといいます。
新型コロナウイルスよりも人間の方が怖い？
このような事態に、オーストラリアに住む中国人は「暴行が普通に起こっていることが怖くて仕方ない」とボヤいている状況。このようなアジア人に対する理不尽な暴行事件は今になっては珍しいことではなく、いわゆる「コロナ差別」が相次いでいる状況。アジア人にとってはかなりのとばっちりです。point 213 | 1
新型コロナウイルスの発生源は中国・武漢市であることは事実です。しかし、「中国人=コロナをばらまいた張本人」とひとくくりに考えるのは違う気もします。欧米圏で生活する日本人も例外ではありませんので、自身の身は自身で守るしかないということを思い知らされます。
まとめ
このように、今回の暴行事件はアジア人に対する「コロナ差別」が横行していることが分かるケースですが、現在は欧米圏でも新型コロナウイルスが蔓延しているため、この手の事件が加速しているといいます。ウイルスの感染拡大の腹いせをアジア人にぶつけているのでしょう。