ジャニーズ事務所が、脱退した元『SMAP』メンバーに対して、圧力をかけた疑惑があるとして、公正取引委員会が注意をした問題。ジャニーズ側は、これを否定していましたが、事実、元メンバーたちの地上波番組は次々に終了。このように事務所から退所すると〝干される〟といわれている芸能界ですが、そこから奇跡の復活を遂げた成功例もあるようです。
元『SMAP』メンバー
元『SMAP』メンバーに対して、圧力をかけたと思われるジャニーズ事務所は、《弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません》とコメントを発表。
しかし、元『SMAP』メンバーたちの地上波番組が続々と終了したことは事実。多くの視聴者らは「圧力があった」と認識しているようです。
これまでに、事務所を退所しそこから奇跡の復活を遂げた芸能人たちの成功例があります。
俳優の西島秀俊
まずは、俳優の西島秀俊さん。今やトップレベルの俳優となりましたが、一時は干されていたことがあったようです。西島さんは大学在学中に「渡辺プロダクション」に所属して俳優デビューしたのですが…。
「順調に人気を獲得していった西島ですが、アイドルのように売りたい事務所と、正統派の俳優としてやっていきたい西島の間で衝突があったといいます。西島は事務所を移籍することになったのですが、そのときに民放ドラマに5年間出演できないという条件をのむことに。今となっては、西島の決断は間違っていなかったと言えそうですね」（芸能記者）point 220 | 1
元『NMB48』のメンバー
他にも同様のケースとして、現在進行形で揉めているといわれているのは、元『NMB48』のメンバーたち。所属していた「吉本興業」から移籍する際、2年間の芸能活動禁止を言い渡されたようで、実際に主力メンバーの渡辺美優紀さんなどが、移籍から2年後に芸能活動を復帰しています。point 202 | 1
爆笑問題
そして『爆笑問題』のふたり。もともと「太田プロダクション」に所属しており、代表的なお笑い芸人となるまでブレークした直後に、『爆笑問題』は突如、太田プロから独立してしまいました。
すると、一気に仕事がなくなり、全くテレビに出演できない暗黒の時代を過ごすことになるのです。2人はアルバイトをしなければならないほどに。大ブレークからわずか数年後の事だったといいます。
しかし、『タモリのボキャブラ天国』シリーズ（フジテレビ系）に出演がきっかけで再ブレーク。見事そのままテレビに定着することができ、干され状態から奇跡の復活を果たしました。
約3年間干されたときに出演できた番組は、NHKとテレビ東京だったそうで、太田光さんは、「NHKは事務所の圧力関係ないから。東京12チャンネル（現・テレビ東京）は、そういう大物出てこないから。全然、影響ない（笑）」と語っています。
まとめ
芸能界には才能があるにもかかわらず、何らかの圧力でつぶされれている芸能人は他にもたくさんいるかもしれませんね….。