全身を投げて猛犬から妹を救った6歳の少年が話題を集めている。2020年 7月15日(現地時間)、オンラインメディアラッドバイブルは米ワイオミング州シャイエンに住む6歳の少年ブリーダー(Bridger)くんの話を伝えました。

特に少年の叔母ニッキー·ウォーカーさんは「ブリーダーは猛犬に顔や首を噛まれた瞬間にも関わらず、妹が怪我をするのではないかと猛犬をしっかりと捕まえていた」と伝え、驚きを抱かせたのでした。

当時、ブリーダーくんは妹と一緒に隣の家に遊びに行ったところ、事故にあったとのことでした。ブリーダーくんは、隣の家にいた猛犬が妹に飛びかかろうとすると、本能的に猛犬に自身の体を投げつけたのでした。猛犬に顔と頭を数回噛まれて血を流しながら、ブリーダーくんは猛犬が妹に近づかないように猛犬と立ち向かって戦い続けました。

その後、猛犬を妹のそばから追い出したブリーダーくんは、妹の手を握って現場から逃げ出すことができたのでした。ブリーダーくんはすぐに病院に運ばれ治療を受けることができました。猛犬からくらった傷が思ったより深刻で、顔と頭をなんと90針も縫わなければならなかったのです。

ブリーダーくんは現在、病院から退院し、自宅で安静にしているとのことです。「なぜ無謀にも猛犬に飛びついたのか」という叔母の質問にブリーダーくんは「その状況で誰かが死ななければならないなら、それは妹ではなく私でなければならないと思った」という大人びた答えを返し、多くの人々を感動させたのでした。

ブリーダーくんは普段から妹をとても可愛がり、町では前から「妹バカ」と噂されているというぐらい妹のことが大好きだそうです。6歳の少年ブリーダーくんの勇敢な行動はSNSを通じて広まり、全米で大きな話題を呼んでいます。

一方、ブリーダーくんの話を聞いたハリウッドスターのアン·ハサウェイ（Ann Heatherway）とマーク·ラファロー（Mark Rufflao）は最近、SNSにブリーダーくんの勇敢な行動をたたえる書き込みを残し、注目を集めています。