5月3日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)では、扱われたテーマとして「お医者さんが白衣を着ているのはなぜ?」がネットで注目を集めています!
医者が白衣を着ている理由に関して、多くの人が「清潔感があるから」と回答したくなるのだが…チコちゃんにより、意外な解説をしてくれました!
チコちゃんの回答はなんと…
「イメチェンしたかったから」という斬新なものでした!
実は、医者が白衣を着始めたのは、19世紀ごろまでの医者のイメージを払拭するためだったそうです!
19世紀までの医者たちは科学的な根拠に基づいた治療を行っていませんでした。経験則での知識を元にした治療がメインとして行っていたが、当時は礼節を重んじて、フロックコートを着ていたようです。
例えばこちら、医師アンリ・ブールジュの肖像です。
しかし、時代が進むことにつれて、医学が科学的な根拠に基づいたものになってきました。そのために、「科学者と同じ白衣を着ることが増えた」と解説してくれました。
また、医者たちは普段は白衣を着ているのに対して、手術着などに関しては緑か青である理由も番組で解説をしてくれました。
実は、手術中に赤い血を見た後、“視線”を白衣に移すと、人間の視界には補色残像が残ってしまうために、白色以外に青や緑になったということだそうです。確かに納得しますね!
ちなみに補色残像というのは、は「ある有彩色をしばらく見た後に視界を白い壁などに移すと、先の色の補色が見えてくる現象」 のことです。
赤の場合は青系、青の場合は黄色の残像が見えるということになります。
ネットでは、「イメチェンをしたかった」という斬新な回答に対してはかなり驚きだったとの声が多数見られました。
「白衣がイメチェン?!」
「医者の白衣は、イメチェン!?」
「お医者さんはイメチェンしたくて白衣を着るようになったんや!」
現在では、もはや医者といえば白衣を着るというイメージが着いています。
これも考えてみれば、「イメチェン」に成功したのように思えてきましたね(笑)
チコちゃんからは、今後も驚きの回答を期待していきたいです!