今月16日、男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手が、オーストラリアの連邦裁判所に同国からの強制送還差し止めとビザ取り消し撤回を却下され、声明を発表したのでした。
最初に、今後へ向けては休養と回復に時間がかかるとした上で「裁判所の判決に非常に失望している。つまり、オーストラリアに滞在して全豪オープンに参加することはできない」とコメントしました。
一方で、「私は裁判所の判決を尊重し、国外への出国に関して関係当局に協力する」と判決に従う姿勢を示し、「過去数週間、私に話題が集中していたことは気分が良くなかったし、私が愛する試合と大会に全員が集中できることを願っている。選手、トーナメント関係者、スタッフ、ボランティア、ファンの活躍を祈っている」とコメントしたのでした。
ジョコビッチさんは、4連覇を狙っていた全豪オープンで1回戦でミオミル・ケツマノビッチとの対戦が決まっていました。男子ツアーを統括するATPはジョコビッチさんの代わりに世界ランキング150位のサルバトーレ・カルーソが出場すると発表したのでした。
この報道にネット上では、
「失望すべきは判決ではなく自身の行動に対してでしょ。」「どこまで自分中心なんだか。」「トーナメント関係者、スタッフ、ボランティア、ファンは、貴方よりもっと失望していると思いますが。」「意図的な虚偽申告なら本気で反省してほしい。」「この期に及んで謝罪の言葉などはないんだな。」など厳しい声が多く上がっています。
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