有名国民的アイドルグループ「V6」が出演し、1997~08年にTBSで放送された伝説の人気バラエティー「学校へ行こう!」が、3時間の特番で、「学校へ行こう!2021(仮)」として、今秋復活することが明らかになりました。V6は、11月1日に解散することが決まっているため、これが本当に最後の放送となるため、盛大な“卒業式”になりそうです。
「学校へ行こう!」は“学校を楽しくしよう”を合言葉に、学生たちの悩みや疑問を解決するため、V6の6人が学校へロケに出る番組で、中高生を応援する企画などを通して、個性的な学校や生徒たちの姿を伝えました。2008年に番組の放送が終了してからは、2015年にV6の20周年を記念した特番として放送していて、今回はその放送より6年ぶりの復活となります。
今回の特番放送に向けて番組公式サイトでは、V6と思い出をつくりたい学校や生徒の募集を開始しています。メンバー全員で番組最後のロケに出ことが予定されています。2017年からは年に1回、中高生を応援する番組「V6の愛なんだ」の放送が開始されました。坂本昌行さん(49)は、「今回は“学校へ行こう!”でお送りしますので、気を引き締めて、当時のあの活気を、楽しさを思い出して頑張っていきたい」と、6年ぶりの復活に対し意気込みを語りました。
放送当時の名物コーナーを振り返る企画や、これまでのV6の貴重映像も見どころとのことでした。一番人気ともいえる、学生が校舎の屋上からさまざまな主張をする「未成年の主張」や、ラッパー発掘企画「B―RAPハイスクール」は当時、大きなブームとなりました。また、森田剛さん(42)の「GO森田」シリーズや、岡田准一さん(40)の「体当たり戦士少年オカダ」など、メンバーの企画も大人気のコーナーでした。
岡田さんは、「“学校へ行こう!”という名前が付く限りは、腹が痛くなるほど笑える番組になってほしいなという願いがあります。“昨日笑い過ぎて筋肉痛だよ!”くらいの番組になってくれることを目指したい」との願いを語りました。なお、当時のレギュラー放送では、MCを務めたみのもんたさん(76)の出演は未定だそうです。森田さんが、「やっぱりみのさんに会いたい」と話すなど、6人はみのもんたさんとの再会も期待してる様子でした。
▽「学校へ行こう!」TBS系列で1997年に放送開始。教育現場のリアルな今を伝える「学校情報バラエティー」という新鮮なジャンルで、全盛期には視聴率20%を超える人気を誇りました。「未成年の主張」をはじめ、男女の恋愛企画「東京ラブストーリー」、乙女系男子の劇団「みのりかわ乙女団」などの人気コーナーが誕生。2005年に「学校へ行こう!MAX」へリニューアルし、2008年に放送終了しました。