3月21日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、司会でご意見番の歌手・和田アキ子さんが出演。この日の放送では、東京五輪・パラリンピックの開閉会式をめぐり、渡辺直美さんの容姿を侮辱する演出が提案されていた一件が議題となったのですが・・・
東京五輪・パラリンピックの開閉会式を巡り、クリエーティブディレクターだった佐々木宏氏が渡辺直美さんの容姿を侮辱したようにとられる演出を提案したと報じられた問題。渡辺さんを豚に見立て、オリンピックと豚(ピッグ)を掛けた「オリンピッグ」を演じさせようといった内容が、世間でも大きな波紋を呼んでいます。point 210 | 1
同報道を受け、和田さんは「彼女(渡辺)もあまり気にしていなかったと思う」とポツリ。その理由として、自身も長い芸能生活の中で差別を受けてきたからだとコメントしたのでした。和田さんの口から語られたのは、とても衝撃的な差別で、「芸能界に入ったとき、こんな背の高い女いなかった」「『巨人』て言われたし、『男』って言われて女の楽屋には入れなかった」といったもの。point 238 | 1
過去は過去であれ、当時の和田さんは傷ついたことでしょう。さらに人気漫画『進撃の巨人』を文字って「現実の巨人」と呼ばれたこともあるとしつつ、ただ、和田さん自身は「私も楽しんでた」そうで、「擁護するわけではない」としながらも、佐々木氏ばかりを責める風潮に疑問を示したのでした。
時おり笑いをまじえ、自虐する和田さんだったのですが、今のご時世ではなかなか考えられないイジメのような問題に、他のメンバーは黙りきった状態…。何と言ったらいいか分からないといった様子で、スタジオは静まり返ってしまったのでした。あまりにも衝撃的なエピソードを明かした和田さん。
視聴者からは「大変な目に遭ってきたんですね」「アッコさん冗談のように話してたけど切ない」「アッコさんみたいに強い人ばかりじゃない」とさまざまな反響がありました。容姿で差別されたことを明かした和田さん。今の世の中ではよくない風潮がありますが、一方で和田さんのおっしゃる通りに、佐々木氏ばかりを責めるのもよくないのかもしれませんね…。情報を流出させた運営側にも問題があるのではないかと思いますね。point 258 | 1