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    Categories: ENTERTAINMENT

細部にまでこだわった3dsと3dsllの違いと改良点


2011年2月に発売された3dsは、裸眼立体視という新たな機能を携帯ゲーム機に搭載したことで話題になりました。前世代機であるニンテンドーDSのタイトルをプレイすることも出来ることから大ヒットを記録しましたが、ラインナップとして3dsllも用意されています。3dsllはただサイズが大きくなっただけだと考えられがちですが、実はかなりの改良点があるのです。

 


写真:nadgame.blogspot.com

3dsと3dsllの違いとして真っ先に挙げられるのは画面サイズです。3dsから約1.point 121 |

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9倍という大きさになったため非常に見やすくなり、込み入ったゲーム中の表現についてもしっかり読み取れるようになりました。この点について注意しなければならないのは、内部解像度については3dsと3dsllの違いはないということです。3dsllの大画面は3dsから解像度を変えずに表示されるサイズを大きくしただけなので、数値的には画質は荒れることになります。しかし、この画面サイズであれば肉眼で違いを見分けることは難しく、ゲームプレイに支障はありません。むしろ、画面が大きくなった分だけ見やすくなっているのです。point 252 | 1

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写真:k-tai.watch.impress.co.jp

また、ゲームプレイの要となるボタンについても3dsと3dsllの違いがあります。3dsは小さい筐体に多くのボタンを配置したためそれぞれのボタンサイズに違いがなく、押し間違いが起きやすいという欠点がありました。電源ボタンに至っては突起があるため誤って押してしまうこともあったほどです。しかし、3dsではそれぞれのボタンが個別に配置されているため押し間違いが格段に減ったことに加えて、電源ボタンも突起がなくなったため不用意に押してしまうという操作ミスが起きにくくなっています。この変更はゲームプレイを快適にしただけでなく、本体を閉じたときにボタンが画面に接触して跡が残ってしまうという事態も発生しなくなりました。point 388 | 1

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写真:kaimono.e81.jp

3dsの最大の特徴でもある裸眼立体視は、従来の平面だったゲーム画面を立体的に見ることが出来るという近未来的な表現を可能にしました。発売当時は3Dテレビなどが活況を呈していたためその流れを受けての搭載でもありましたが、実際にゲームをプレイしてみると新たな体験が出来ます。とはいえ、裸眼立体視は目の疲れが増えるため長時間プレイしたいという場合には向きません。3dsはその点についても考慮されていて、スライドスイッチで裸眼立体視をオフにすることが可能になっています。しかし、このスライドスイッチが固定されないためバッグの中などに入れておくといつの間にかスライドスイッチが動いているということがあったのです。3dsllではスライドスイッチをオフにする部分で固定することが出来るように改良されていて、不意に動いてしまうということがなくなりました。point 441 | 1

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写真:3ds-ll-3ds.blog.so-net.ne.jp

3dsと3dsllの違いは本体の仕様だけでなくゲームを楽しむプレイヤーについての面もあります。3dsllは本体サイズが大きくなったことで手に持ち続けてプレイするには重く、疲れてしまいます。そのため机においてプレイすることがありますが、3dsllではその際に画面が見やすくなるように液晶画面の固定角度が追加されています。3dsでは2段階だった固定角度が3段階になり、机においたときにプレイヤーの目と正対する角度で固定できるようになっているのです。3dsシリーズはタッチペンを使って操作するゲームが多いため、机においてプレイすると操作もしやすくなります。point 362 | 1

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写真:weekly.ascii.jp

3dsllはただ3dsが大きくなっただけと考えられがちですが、ゲームをより楽しくプレイできるように様々な点で改良されています。これから購入するのであれば3dsllがおすすめできると言えます。

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