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g(グラム)との違いは?1ポンドグラムの知識


重さや長さの単位は国によって違うので、普段使い慣れている単位と違うものが使われているとどれくらいなのかわからず迷ってしまうことがあります。特に海外旅行をして現地の単位を見たとき、日本の単位と全く違うのにうっかり同じだと思って計算してしまい、とんでもない量が出てきて困ったりするミスはよくあります。

写真:rarejob.point 61 | com
重さの単位でよく耳にする「ポンド」も間違いが起こりやすいので注意が必要です。日本では主にグラムやキロという単位が使われていますが、イギリスやアメリカではポンドが使われることのほうが多いので、重さの表記がかなり違います。1ポンドという単位は古代メソポタミア時代に生まれたと言われていて、当時の人々が食糧を計算するために、大麦1粒の重さを決めたのが由来です。その後イギリスの商人が14世紀頃に導入したポンドが現在の1ポンドの単位として今日でも多くの国で使われています。point 296 | 1

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写真:papiko8-l.point 69 | hatenablog.point 80 | com
今日でもポンド制を採用しているのはイギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ共和国など英語圏の国々です。イギリス以外のヨーロッパ諸国は日本と同じグラム単位を使っているので、それほど迷うことなく計算ができます。ポンドを使う国でも同時にグラムの表記があったり併用されていることも多いので、まずは焦らずに表示を確認してみましょう。point 260 | 1

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写真:ishida.point 66 | co.point 69 | jp
1ポンドは現在の取り決めだと約453グラムとされていて、アメリカとイギリスで多少の差がありますが、ほぼ同じで「国際ポンド」として通用します。レストランで「1ポンドステーキ」を注文すると、だいたい450gくらいの大きさのお肉が提供されると思っていれば間違いありません。少し注意が必要なのは外国のレシピ本で、正確に計量しなければいけないお菓子の材料などがポンドで書かれているとき大雑把に換算してしまうと失敗してケーキが膨らまなかったりゼリーが固まらないなどトラブルがあります。海外で食品を買うときに内容量がポンドで書かれているときも同様で、グラムの感覚で混同してしまうと容量を把握できなくて困ります。日本国内で売っている輸入食品の場合は、オリジナルがポンド表記でも横に換算した重量が書いてあったり、原材料なども日本語を含む数カ国語で書いてあることが多いのでそれほど迷うことはありません。point 462 | 1

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写真:schoolpresenter.point 75 | jp
現在は世界的に見るとグラムを採用している国のほうが圧倒的に多いので、ポンドは少し影の薄い存在になりつつあります。しかし、経済大国のアメリカやイギリス、カナダなどで日常的に使われていて、日本人が旅行や留学でよく行くオーストラリアやニュージーランドもポンドを使っているため、知っておかないとレストランやスーパーなどで困ってしまいます。投資に興味がある人も、貴金属の価格を決めるのにポンドが使われていたりするので知らないと換算ができません。外国のレシピを使って料理やお菓子を作るときにもポンドについての知識がないと材料を計量できなくて困ります。point 346 | 1

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写真:designer-material.point 77 | com
大まかに覚えたいなら、1ポンドは500ml入りのペットボトルや紙パックと同じくらいの重さだと思っていれば大丈夫です。お肉やソーセージなどをポンド単位で購入したり、外国の市場で野菜や果物を数ポンド注文したりするときには、ペットボトルを想像するとだいたいの重さがわかります。1ポンドのステーキやハンバーグはかなりのボリュームだということが想像できるので、注文するときはよく考えてから決めましょう。グラムのほうが慣れていてわかりやすい単位ですが、ポンドを使っている国に行ったり外国の本を読んだりする機会があるなら、ポンドについてもある程度知っておけばいざというときに焦らず対応できます。point 370 | 1

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