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    Categories: LIFE

どう違う?理容室と美容室の違いは?


髪の毛を切るところには、理容室と美容室という2種類があることが知られています。言葉の違い以外、どこに違いがあるのかわからないという人も多いでしょう。なんとなく、イメージとして理容室はオジサマやオバサマがやっているこじんまりとした地域のお店、美容室はスタイリッシュな若者がやっているオシャレなお店というのがあります。また、理容室に行くのは男性、美容室は女性というイメージもありますが、これはあくまでもイメージであって男性が美容室に行くケースももちろん多いです。

 


写真:runda-kirei.jp

美容師法という法律に定められている定義の違いで見てみると、美容師の定義はパーマや結髪、メイクなどを用いてお客さんの外見を美しくすることとだとされています。一方の理容師は、理容師法によって頭髪の刈込や顔そり等によって外見を綺麗に整えることになっています。これを考えると、もともと髪の毛を整えて綺麗にするのは理容師の仕事であり、美容師はその派生と考えることができます。また、具体的な業務内容においても違いがあり、理解せずに実施していると法律違反になってしまうケースもあるので注意が必要です。point 316 | 1

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写真:runda-kirei.jp

大きな違いは、カミソリを使うことがあるか無いかです。理容室の場合、髪の毛のカットのほかに髭などを剃ることもしてくれます。一方で美容室の場合はパーマやカットなどは行いますが、髭剃りなどは対応していません。また、理容師は男性女性の髪の毛のカット、男性のパーマ法律で許可されていますが、なぜか女性のパーマだけは認められていません。逆に美容師は、男性女性のパーマは許可されているものの、男性の髪の毛のカットのみはダメということになっています。これは法律で定められているので違反すると罰金刑になってしまうのですが、なぜこんなおかしな決まりになっているのか甚だ疑問です。point 352 | 1

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写真:runda-kirei.jp

この他、スキルについての違いもあります。美容師はより美しく、よりオシャレに見えるようにカットすることがメインになっていますが、理容師の場合は綺麗に整えることが重要視されます。まあ結局は髪の毛を切ることに違いはないので、最終的には個人のスキル次第ということになります。ただ、女性など髪の毛を綺麗にカットしたい場合はやはり美容室の方がオススメです。理容室はかなり安いお値段なのですが、その分客も多く一人のカットに時間をかけることができません。どうしても雑になってしまいますし、やり直しなどもイヤな顔をされることが多いので注意しましょう。point 339 | 1

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写真:Instagram

理容師は理容師試験、美容師は美容師試験に合格する必要があるので、そもそもの免許が違うとも言えます。2つの試験は内容が違うので、両方の業務を行いたい場合はそれぞれの試験に合格する必要があります。美容師試験の方はカッティング技術やパーマをかける際のロッド技術、髪の毛のセッティングなどが主な試験内容になりますが、理容師はカッティングやシェービング、整髪について試験を受けることになります。このため、理容室と美容室では働いているスタッフの得意分野や知識が異なると言え、自分が希望するメニューが得意な方に行くことが重要です。point 326 | 1

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写真:casahirugarden.com

漠然と似たような存在だと考えられていた美容室と理容室ですが、いざ詳しく見てみるとこんなに違いがあったことに驚かされます。結局どちらに行けば良いか分からないという場合は、とにかく髪を切りたい場合やシェービングもやってほしいなら理容室、オシャレな髪型にしてもらいたい場合は美容室というように覚えておきましょう。ただ、結局はカットする人の技術に左右される部分が多いので、一番大事なのは信頼できる美容師や理容師を見つけることです。色々なお店を回って、これぞという人を探してみると良いでしょう。point 319 | 1

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