東京にある中国大使館は、1月10日から停止していた中国を訪れる日本人へのビザの発給を29日から再開すると発表しました。中国政府は、理由を明らかにしていませんが、中国人への短期ビザの発給を制限するなどの水際措置をとる韓国に対しては、今のところ、ビザの発給再開の発表はないとのことです。
東京にある中国大使館は1月10日「中国を訪れる日本人への一般的なビザの発給を一時的に停止した」と発表し、これについて中国外務省は、日本政府が中国本土から入国する人を対象に水際措置を強化したことを挙げ、対抗措置だとしていました。
このビザの発給停止について、東京にある中国大使館は、中国を訪れる日本人へのビザの発給を29日から再開するとホームページ上で発表しました。
理由については明らかにしていませんが、日本政府は、水際措置を強化したものの、中国人へのビザの発給は停止しておらず、中国側の対応について「対等性に欠けている」として措置の撤回を求めていました。
これら一連の報道についてネット上ではこんな声があがっています!
「官民ともに経済パートナーの多角化で中国との経済依存度を下げる努力を大々的にすべきで、それは簡単なことではないので、早めに対応すべきであると思う」
「発給再開したとはいえ、このような措置を取ったことは日本との関係がこじれた時に再度このカードを切ってくる可能性があるので、ビザ発給再開に喜んでばかりはいられないですね。」
「ここまでくれば通常の経済活動に大きく悪い影響が出てほしくないという各方面のご意見はあると思いますが、やはり体制や思考方向が大きく違う国は注意が必要だと思います。」
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