三つ子を妊娠した妻を置いて自ら命を絶った男性の切ない話が話題です。
去る7日(現地時間)、オーストラリアのメディア「ザ·キャリアメール」は、コロナ過以降、財政的な困難により深刻なうつ病にかかった男性マット·コーンウェルさん(32)が妻を置いて極端な選択をしたと報じました。
報道によると、クイーンズランドでクリケット(バットとボールを使う団体競技)コーチ兼トレーナーとして働いていたマットは、「コロナ19」封鎖令で長い間仕事ができませんでした。
これはすぐに財政的な困難につながり、3つ子を妊娠した妻アシュリー·コーンウェル(29)は子供たちが生まれた後の稼ぎについて心配するようになりました。
家長としての重大な責任感と経済的圧迫は、マットにとって途方もないストレスでした。
コロナ過が長期化して状況がさらに悪化すると、マットのうつ病はさらに深刻になりました。
結局、彼は精神的な苦痛を訴えて、3人の子供と妻を残したまま、自ら世を去ってしまいました。
日本の場合、東京の医療情報提供サービス会社「eヘルスケア」が8月にインターネットで実施。外出自粛や休業要請による生活環境変化を受け、患者が増えたり、症状が悪化したりした疾患を複数回答で尋ねると、「不安障害、うつ病などの精神疾患」が38%で最多でした。
これに対し、世界保健機関(WHO)は「世界が経験している前例のない精神健康問題および財政的な困難に対し、すべての人が支援を受けられるように政府が積極的に取り組まなければならない」と強調しました。
コロナ過が長引いてもう慣れてしまった気もします。その分、世界経済に大きな悪影響を与えていて家計が苦しくなったところも多いのでしょう。なにとぞコロナに負けないようみんな頑張りましょう!