来年1月から日本を出国する時に「出国税」として1人1000円が徴収されることが、正式に11日の参議院本会議で成立しました。
「出国税」とは?
来年1月7日から、日本人、外国人ともに日本から出国時、に1人1000円が航空券代などに上乗せして徴収されます。
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正式には「国際観光旅客税」と呼ばれるもので、1992年に導入された「地価税」以来、27年ぶりの新しい税金で年間約400億円の税収が見込まれており、外国人観光客向けの設備の整備など観光振興策に使用されるとのことです。
ネット上の意見
これに対し、ネット以上の意見では、肯定や否定以前に「まぁ1000円くらいなら払うよ」という声が多いですね。出国の際に別途支払いをするわけではなく、飛行機代に加算されるということなので、飛行機代が1000円高くなったと思えばいい、という意見ですね。
出国税はどうせ空港使用料みたいに航空券に組み込まれて払った気がしないうちに徴収されるのだろうなと
— けーはま(11月宮古島/12月大阪→台湾) (@F4624) April 11, 2018
出国税1人1000円だよ?
……高いか???
コレ高いって文句言ってるやつは海外旅行とか行ったことないのだろうな。
両替のレート変動考えたら、千円って誤差も誤差だぞ???
まして、日本に来る観光客が、その千円のために来ることやめるかな?ADVERTISEMENT やめないよ。アホか。
— アルミナ炭酸水 (@aluminaCO2) April 11, 2018
私は出国税には割と肯定的です。観光振興に使われるなら、国内観光産業の強化にも繋がります。その取った出国税でパスポート取得補助とかすればいいし。
ADVERTISEMENT — ひがしガシーン (@27_yutaka3) April 11, 2018
ここで重要なのは「出国税」は「日本からの出国」の場合のみ適用されるということで、日本に戻ってくる場合は当然ながら課税されません。「出国税」が適用される前に外国人環境客が押し寄せてくるのではないか、といった意見もありますが、正直なところ、観光客はあくまでもシーズン期か、そうではないか、要は飛行機のチケット代が重要なので、出国税くらいで旅行をためらう、ということも無さそうですね。というより気づかない人も普通にいそうです…
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旅行の際、飛行機のチケットを購入の際に、義務的に燃油サーチャージ、空港使用料を支払わなければならないように「出国税」も同じ概念で考えればいいだけの話なので、今後飛行機の利用数が減るだろう、ということは現時点で無さそうです。
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これに対し、あなたはどう思われますか?賛成か、反対か、是非とも皆様のご意見お待ちしております!