杉田水脈総務政務官は15日の就任記者会見で、LGBTのカップルについて「『生産性』がない」と2018年に月刊誌へ寄稿したことをめぐり、「過去に多様性を否定したことはない」などと否定。しかし、ネット上ではこの発言に対して厳しい声も上がっています。
岸田文雄総理大臣(65)が臨時閣議で副大臣と政務官を決定し、そこで杉田議員は総務大臣政務官に任命されることとなりました。Twitter上には、《総務大臣政務官を拝命いたしました。身が引き締まる思いです。担当する業務は行政管理、行政評価、統計等となります。18年の地方公務員としての現場の経験を活かし、国の諸課題に対応して参ります》などと意気込む様子もありました。
しかし一方で、この“要職就任”が早くも波紋を呼ぶことになったのです。それは、これまで杉田議員が、数々の“問題発言”で波紋を呼んできたためだとされています。
問題発言があったのは、2015年6月に配信されたネット番組で「生産性がない同性愛の人たちに、皆さんの税金を使って支援をする。どこにそういう大義名分があるんですか」とコメントしていたことでした。さらにその3年後には、雑誌『新潮45』’18年8月号で、LGBTに対して「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」
「LGBTだからといって、実際そんなに差別されているものでしょうか」などとも書いていたことが波紋を呼んでいました。このような寄稿したことをめぐって問われると、「過去に多様性を否定したこともなく、ある性的マイノリティーの方々を差別したこともない」「岸田政権が目指す方向性と、政務官として何一つずれている部分はない」と述べたので驚きです。
平気でこうした発言を行った杉田議員に対してネット上では怒りの声も上がっています!
「性的マイノリティーの方々を差別したこともないなどとよく平気で言えてしまうな、と憤りを覚えます。」
「いくらなんでも、こんな言い訳するようではしがらみでの人事であれ、要職に就けるのは間違いであった。」
「自民に、、、しかも政権内部にいる人間によく見受けられる話だがあまりに都合よく記憶を無くす方がいるように感じるのは自分だけ?」
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