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クリスマスプレゼントの配達中に倒れ4日間意識不明の宅配ドライバー「勤務体制ガン無視で1日16時間働かされた」


クリスマス直前にはギフトの需要が高まることから、宅配ドライバーも大忙しの現在ですが、残念ながらこれにより体調を悪くしてしまう方もいるようです。最近になり、配達中に倒れ、4日間意識不明の宅配ドライバーの劣悪な勤務環境が問題視されています。

クリスマスプレゼントの配達中に倒れてしまった宅配ドライバー

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それは韓国での出来事。とある宅配業者のドライバーがクリスマスの約3日前にギフトの配達をしていたとのことですが、その途中で突如倒れてしまいます。右側に映っているのが該当のドライバーなのですが、倒れた後に近くにいた店舗の店員が駆け寄ったのですが、目を覚ますことはありませんでした。point 223 | 1

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その後、ドライバーは救急搬送されましたが、そこで脳出血と診断。当日に2度にわたる手術を行い、無事に成功したものの、4日ほど経った現在も意識はいまだ戻っていないとのこと。家族によれば、ドライバーに持病は無かったものの、その後の調べで勤務先の劣悪な環境が明らかになりました。

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「1日16時間働かされていた」というドライバー

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新型コロナウイルスの感染拡大や、クリスマスを含んだ年末のイベントも多い現在、ドライバーは特に多忙を極めていたようで、1日平均16時間は勤務をしていたとのこと。毎日午前7時に出勤しては荷物の分類、午後に配送を始めるとのことですが、1日の配送量は300個近くで、特に生鮮食品などはスピード配送であることが多いため、毎日本当に時間に追われながら仕事をしていたのでしょう。point 261 | 1

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さらに勤務先では本来であれば、22時以降の深夜配送を行っていないとのことですが、会社側がこれを守っていなかったことが判明。そうなると、典型的なブラック企業といえますが、時期も時期であるだけに慢性的な人手不足なのは想像できますが、今後同様のケースが起こらないよう働く側の環境が少しでも整ってくれることを願うばかりですね。point 216 | 1

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まとめ

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photoAC

このように、宅配ドライバーが過労により脳出血を起こし、現在も意識が戻っていないというのは実に胸の痛くなる話ですが、ドライバーにも家族がいることから会社側に理不尽なことがあっても我慢して勤務していたのではないでしょうか。とにかく今は配送業者の労働環境の改善が急がれるのではないか、と思えてなりません。point 209 | 1

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