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愛する我が子の願いなら全て叶えてあげたいのが親心。そんな愛娘からの予想だにしなかった注文にパパが全力で挑みました!!
総製作時間180時間・総製作費用48万円
こちらが愛娘を愛するあまり、本当に妖精の木を作ってしまったパパ。ロブ・アダムさん。
テレビゲームの開発会社に勤めており、ゲームの背景デザインを手掛けているのだとか。
この壮大なプロジェクトは「おとぎの国の妖精みたいに木に座って本が読めたら素敵だと思わない?」という娘の一言から始まりました。
ライアちゃんのお部屋の写真です。このお部屋がどこまで変わるのか!?いよいよパパの長い長い挑戦が始まります!
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設計図起こし
仕事柄、デザインには縁のあるロブさんですが、設計図の完成には15日ほどかかったとのこと。
①木に登れること②木の中で本が読めること③妖精の住む森のようなデザイン
この3つが愛娘ライアちゃんからのオーダーでした。
ミニチュア模型の作成と下絵
設計図から1:12のミニチュアを作り、それを基に壁や床に下絵を描いていきます。
溶接・セメント
この溶接作業のために、数百ドルを払いプロから個人レッスンを受け、時にはYouTubeの動画を見ながら作業を進めていったといいます。
工具は自宅にあるものを使い、足りないものはご近所さんや友人から借りるなどして揃えたとのこと。
初めての溶接作業に、手や腕は痣や火傷で傷だらけ。髪の毛が燃えちゃうなんてハプニングも(笑)
骨組みを作る過程では強度を確認するために、ロブさん自らぶら下がってみたとか。
そんな体を張った確認作業のおかげで、大人3人まで登れるほどの丈夫な妖精の木が完成しました。
ライアちゃんのこの笑顔。こんな顔されちゃうとパパはもっと頑張っちゃいます!!(笑)
さきほどの骨組みにセメントで肉付けをし、木目など細かな線を描いていきます。
樹皮はコンクリートで作りましたが、子供部屋である点や防火を考慮して硬化促進剤の使用をしなかったとか。
娘への愛を感じますね。
色付け
次はいよいよ色付けに突入です。
おとぎの国らしく様々な色を混ぜながら丁寧に塗っていきます。
衣服用染料を使うことで淡彩画のような雰囲気を出すことに成功!
色を重ねるだけでなく乾いたブラシで擦ることで、木独特の肌触りや見た目を再現したのだとか。
いよいよ壁への色付けが始まりました!
Woolie glazing padという羊の毛でできた道具を使うことで、カラー同士の境界線を目立たなくし柔らかく温かい印象に仕上げることができるそう。
小物・装飾
ドアノブも雰囲気に合わせて付け替えました。
木の節穴には窓を取り付け、中にライトを設置することで部屋の電気を消しても、柔らかい明かりが節穴から漏れるよう工夫しました。
別の節穴は、こんな素敵なデザインに。細部までこのこだわりよう。
最後に、草花や鳥の巣、蝶などを施して完成!!!!
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完成した妖精の木
こちらが完成した妖精の木です!ライアちゃんが望んだとおりの、いやそれ以上の妖精の木が出来上がりました^^
「木の中で本を読みたい」という要望どおり、木の中にライトが取り付けられました。
部屋の電気を消すとまた雰囲気が変わりますね!
実はロブさん、妖精の木に引き続き、息子のエリオット君のために海賊船ツリーハウスを作る予定なんだとか(笑)
imgur
ロブさんが、ここまで有名になったのには理由がありました。
imgurというアメリカの画像アップロードサイトに妖精の木の製作過程を上げことが事の発端だったのです。
誰でも気軽に画像をあげられるこのサイトで瞬く間に有名人になったロブさん。
海賊船ツリーハウスの投稿が期待されます!