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「よそで死なせろ」との暴言を浴びながらも…危機一髪、急病人を救った男性に称賛の声


ある男性が、運転中だったにもかかわらず、突然、激しいけいれん発作を起こしました。その様子を偶然にも見かけた善良な人物が救おうとしましたが、居合わせた心無い隣人は協力するどころか「ここで死なせるんじゃねえ、失せろ」などと暴言を吐き、怒鳴るばかりでした。それでも、あきらめずその男性を見事に救うまでの一部始終を、『NBC News』などアメリカのメディアが報じています。

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つい先日のこと、アメリカ・フロリダ州で暮らすトニーさんは徒歩で職場に向かっていました。しかしその途中、すぐそばをゆっくりと走行中の車の中で、近所で暮らす男性がハンドルを握ったまま苦しんでいることを偶然にも発見しました。「運転席で、けいれん発作を起こしている…」トニーさんは、進み続けるその車に手をかけましたが、車は止まるどころかトニーさんの足をひいてそのまま前進してしまいました。トニーさんは、たまたま分厚いブーツをはいていたため、無事だったそうです。point 280 | 1

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発作を起こした男性の車は、その後もゆっくりと進み続け、そのまま他人の自宅敷地に侵入してしまいました。家の前方にある庭につっこみ、ようやく車は停止しました。そこでトニーさんは男性を車の外に出そうと試みましたが、ロックがかかっており断念せざるを得ませんでした。窓も完全に閉まっていたため大いに焦ったトニーさんは、「助けてくれ」と大声で叫び住人が出てくることを願いました。point 239 | 1

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車が自身の敷地に入ってきたこと、またトニーさんが大声をあげたためことに気がついた住人が様子を見に来ましたが、その態度はあまりにも冷たかったのです。その住人は、「おい、敷地から出ていきやがれ」「そいつはどこか別の場所で死なせろよ」と心無い暴言を吐きました。怒鳴るばかりで通報すらしようとしないため、トニーさんは協力してはもらえないと判断し、すぐに男性が暮らす家へ向かって全力で走り、妻に事情を伝えて通報することで、間一髪で男性を救うことに成功したそうです。point 281 | 1

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事情を知った警察は、その後にトニーさんの写真を公式SNSにアップロードしました。同じ場に居合わせた隣人の心無い「よそで死なせろや」という言葉も含め経緯を公表したところ大反響があったそうで、「トニーさんはマジでヒーローだ」というコメントが多数書き込まれました。

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また、あまりにも冷たい隣人については「恥知らず」「最低野郎だ」との批判コメントが多く、「そいつの名前をさらしてほしい」「電話番号が分かる人はいないか」という復讐願望を匂わせるものも複数ありました。発作を起こした男性の近くに、もしトニーさんのような善良な人がいなかったとしたらと考えるだけで、怖いですね。男性が死なずに妻が待つ家に戻れたのは、不幸中の幸いだったと言えるでしょう。point 242 | 1

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