市川新之助さんは、芸名を市川海老蔵さんに変えたことは有名です。これは本人が希望したわけではなく、代々歌舞伎座の一家の中では名前を世襲していく慣習があります。江戸時代から始まった歌舞伎ですが、当時から市川海老蔵と名乗る俳優がおり、これが現在の市川海老蔵の先祖に当たります。

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やがて市川海老増の名前は市川団十郎に変わりますが、現在の市川海老蔵さんは、しばらくのあいだ市川団十郎に名前を変えることはないでしょう。当然、市川海老蔵さんの息子もやがて同じような名前を名乗ります。ですが、娘さんの方は、世襲するわけではありません。

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もともと歌舞伎の世界で、小さなころから舞台の上に出ていただけあり、かなりの腕前になっています。ですが、その一方で昔のように最初から職業が決まっている時代ではなく、自由に職業が選べる時代ですので、自分の職業に対して不満を持っていたのも事実です。また、若いうちから人間国宝になったため、横柄な態度をとっていたこともありました。それがきっかけで、暴行事件が発生します。すでに結婚した後でしたので、妻である小林真央さんは当時のことをかなり心配したと述べてのべています。
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その後、市川海老蔵さんは、まるでに生まれ変わったようにまじめに生きるようになりました。最近ではブログを書いており、1日に20回ぐらい更新することで有名です。ブログの収入は年間で3000万円ほどになります。それ以外でも、人間国宝として毎年数億のお金が手に入るため、お金には困っていない印象があるはずです。

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ところが、父親の代に20億円の借金をしてしまい、父親が亡くなった今でも海老蔵さんがそのあとをついでお金を支払っています。当然相続放棄をすることもできましたが、事実上相続放棄をすることができない状態でした。なぜならその20億円は事務所が肩代わりしているからです。相続放棄をすれば、すべて事務所が支払ったことになり海老蔵さんの立場はありません。ブログを頻繁に更新しているのも、借金返済のためといわれています。

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海老蔵さんには二人の子供がいます。2017年6月には妻の小林麻央さんが死去しましたので、その一人で子育てをしています。その様子は毎日頻繁に更新されるブログで確認できます。娘もいますが一般人のため顔は公開されていません。ですが、母そっくりになったと多くの人がいっています。一時的には、海老蔵さんも精神的に崩壊しかけていましたが、現在は謙虚に生きており、毎日亡き妻の菩提を弔おうとしています。