X
    Categories: ANIMALISSUE

【衝撃実験】人間とチンパンジーの交配?!ヒューマンジーの実在を暴露した科学者!


人間とチンパンジーは交配できるのか? の質問に対し、可能だと主張する高名な科学者が存在する。100年前のアメリカで交配実験が成功しており、人間とチンパンジーの合いの子、その名も「ヒューマンジー(humanzee)」が誕生したというのだ。

米国の秘密実験


写真:matomake.com

英紙「The Daily Mirror」をはじめとする複数の海外メディアが報じたところによると、ヒューマンジーの実在を主張するのは、米・ニューヨーク州立大学オールバニ校の心理学者ゴードン・ギャラップ氏だ。動物の鏡像認知テストを開発したことで知名度が高い科学者で、霊長類の研究でも知られている人物だ。ギャロップ氏は若い頃、かつて秘密裏に行われた実験について話を聞いたという。

ADVERTISEMENT


写真:logmi.jp

ギャラップ氏によると、人間とチンパンジーを交配する実験が行われたのは1920年代のことだ。実験は米・フロリダ州オレンジパークの研究所で行われ、人間の男性の精液を使ってメスのチンパンジーを妊娠させるのに成功したのだという。妊娠は無事に継続し、やがてメスのチンパンジーは「ヒューマンジー」を出産した。だが、いざ誕生してみると科学者たちはパニックに陥り、倫理的、道徳的な配慮からこの子どもを生後数週間で安楽死させたという。ギャラップ氏がこの実験の話を聞いたのは1930年代のことで、話をしてくれた元大学教授は有名な研究機関で働いた経歴もあり、信頼のおける人物であるという。point 344 | 1

ADVERTISEMENT

ヒューマンジーの実験は世界各国で

人間と霊長類の交配実験が行われたのはアメリカだけではなく、1920年代にソ連や中国でも行われたそうだ。人工授精と種間雑種を専門としていた生物学者イリヤ・イワノフ氏は、人間の男性の精子でチンパンジーのメスを妊娠させる実験を行ったことで知られている。実験の背後には、サルの身体能力と人間の知能を合わせ持った超人兵士を開発したいという上層部の意向があったとも言われる。イワノフ氏の実験は成功せず、実験に使用したメスチンパンジーたちは皆死んでしまったという。イワノフ氏は次の手として、霊長類のオスと人間の女性を使う実験を計画していた。しかし、用意したオランウータンが精子を採取する前に死亡し、結局実験は行われなかったとされる。同様の実験は中国でも行われているという。point 345 | 1

ADVERTISEMENT

オリバー君ブーム


写真:karapaia.com

過去に世界的にも最も話題となったのは「オリバー君」だろう。皆さんは記憶しているだろうか?1970年代、人間とチンパンジーの雑種という触れ込みのオリバー君は世界的な話題となり注目を集めた。オリバー君はチンパンジーにしては体毛が薄く、人間のような顔つきで、さらに二足歩行をしてみせた。しかし、1996年の検査で純粋なチンパンジーであることが分かっている。ヒューマンジーではなかった。

ADVERTISEMENT

まとめ


写真:blogs.yahoo.co.jp

人間と霊長類の交配は可能だと断言する科学者はいるものの、魅力的で神秘的な一方で、倫理的・道義的にも多くの問題を含む実験を行うコストが、得られるメリットを上回るかは疑問だとギャラップ氏自身も認めている。この興味深いテーマは証明されることのないまま、今後も度々話題になるのだろう。

ADVERTISEMENT