今Twitter上でも最も話題を呼んでいる「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグ。
現在ではすでに500万件以上のリツイートが相次いでおり、検察官の定年延長を可能にするこの法案への抗議は、現在も伸び続けているようで、反対の意は芸能界からもたくさんの声が上がっています。
芸能界からはきゃりーぱみゅぱみゅ、水原希子、秋元才加、大久保佳代子、SKY-HI、浅野忠信、Charaなど多くのタレント、アーティストが共鳴。
単にハッシュタグだけをつけて投稿する人もいれば、俳優の城田優の場合は抗議文も掲載し、
「大事なことは、ちゃんと国民に説明してから、順序に則って時間をかけて決めませんか? そんなに急ぐ必要があるんですかね」とツイートしたことで反響を呼び、NHKのニュースにも取り上げられました。
世間でも検察庁法改正案への反対意見が多い中、こうした著名人の意見表明には、
「声を上げてくれてありがとうございます」「尊敬します」「その通りです」などと、影響力のある人の発言によって反対の意が拡散されるため、ネット上では称賛の声が上がる一方で、批判の声もちらほら…。
「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい」、「悪いことは言いません 干されますよ」といった“脅し”にも近い返信も見られました。
著名人から多くの共鳴、抗議の意が上がっている中、何故こんなにも誹謗中傷が寄せられるのか?
まず第一に考えられるのは、日本では芸能人やアーティストが政治について語ることはタブー視されている部分があるため、そうした中でいきなり声を上げるのは「違和感」といったところです。
それにしてもここまで誹謗中傷の声があがるのは、人間の”言論の自由”を害する行為ですよね。
実はネット上で囁かれている怖い話があります。それは、自民党ネットサポーターズクラブ(J-NSC)が本気を出したのではないか?ということ。
今の安倍1強政治は彼らが作ったと言っても過言ではないといいます。
そもそもJ-NSCは自民党公認のボランティア応援団で、登録者には毎週自民党の情報を掲載したメールマガジンが発行されるというが、活動内容はこれだけではないそうです。
一番の“仕事”はネット上での世論形成で、これはネトウヨと似たようなものですが、
自民党関係者から『この情報を広めて欲しい』『こういう人を排除して欲しい』という具体的な指示があった場合、J-NSCが組織的にやっている可能性があるというのです。
いわゆる、著名人の発信力を恐れた自民党ないしは官邸が、芸能人“潰し”にかかった可能性があるというのですね。
新型コロナの蔓延によって世間から強い批判を浴び続けている安倍政権。
安倍政権にもいよいよ終わりの兆しが見えてきましたね…。