2020年の大みそかに新型コロナウイルスの感染者数が初の1000人を超え、最後の最後までも緊張感が漂っていた東京都ですが、この影響で毎年恒例であった渋谷スクランブル交差点でのカウントダウンイベントが中止となったものの、例年通り多くの方々でごった返してしまったようです。
大晦日の渋谷スクランブル交差点に多くの人々でごった返す
東京都の1日の新規感染者数が2020年の大みそかに初の1000人を超えるといった異常事態になってしまったことで、毎年恒例の渋谷スクランブル交差点でのカウントダウンイベントの中止が決まったわけですが、残念ながら中止のアナウンスを出しても大みそかに姿を現した方々は少なくなかった様子。
大晦日当日は万が一のために警察が出動していたのですが、年越しの瞬間を待つ歩行者たちが横断歩道の前に立ち止まったりと、なんだか嫌な予感が。そして、いざカウントダウンの時となるとハチ公像周辺の生け垣に乗っては撮影を始めるといった方も続出するという事態に。集まった方々のほとんどはマスクをしていたようですが…
警察が出動してもあまり意味はない?
このような事態にネット上でも「これはひどいな」「自分のことしか考えてないのかよ」「お前全員病院にかかるな」などと、厳しい声が相次ぐこととなりましたが、中には外国人の姿も多くあったとのこと。事前にカウントダウンイベントの中止を求め、警察が出動しても、国民たちの自粛意識が無いとあまり意味はないのかもしれません。
当分の間終息の目途が立たない新型コロナウイルスですが、今回の渋谷スクランブル交差点のごった返しのことを考えると、まさに「コロナよりも人間の方が怖い」と思い知らされます。長期間の「ステイホーム」にストレスが溜まっている気持ちも分かりますが、そんな今だからこそ我慢が必要なのではないでしょうか。
まとめ
このように、年末年始に渋谷スクランブル交差点に多くの人々がごった返ししたことで、ネット上からも批判の声が集まっていますが、昨年のハローウィンでも同様、感染者の拡大を知らないわけがないと思うのですが、このような一部の方々の身勝手な行動で大勢に迷惑をかけている自覚を持ってほしいところですね。