会員制で利用できる倉庫型卸売チェーンコストコ。業務用スーパー以上の品揃えと規模で、かつ大雑把に商品を陳列している低価格で大量購入できる施設。そんなコストコの会員になると定期的に貰えるクーポン。そのクーポンのお得な使い方について解説します。
コストコとは?
最初にコストコの簡単な解説から入りましょう。コストコはアメリカに本社を置く会員制倉庫型卸売のチェーン店です。日本の本社は神奈川県にあります。
倉庫型卸売というのは、スーパーやデパートのように綺麗に商品を並べて販売するのではなく、仕入れた商品をそのまま陳列することで、商品以外にかかるコストを最小限にまで抑え、圧倒的な低価格を実現することができる販売形態です。業務用スーパーとの違いは、業務用スーパーというものはあくまで業務用サイズのものをスーパーの形式で販売しているという形で、コストコの場合は仕入れた商品をそのまま取引しているだけという形です。サービスも最小限で、コンテナから出された商品がそのまま並べられている状態の商品を購入する。その際にビニール袋が貰えたりはせず、マイバッグの持参は必要不可欠です。品揃えも豊富で、様々な商品や施設が複合されています。
コストコのクーポン
コストコを利用するためには会員登録が必要となります。ネットから申込ができますのでまずはそちらで会員登録をば。
さて、クーポンそのものは結構前からありますが、少し前まではコストコの店頭で配布されていました。そのため、コストコを利用して商品を購入すると自然にクーポンも入手すつことができます。が、いつの間にか店頭配布が行われなくなりました。いかんせん大量購入が利用の基本なので、スーパーやコンビニのように1週間に数回行ったりするような場所ではないため、クーポンの配布終了も一部の人が「あれ、そういやクーポン貰えないな?」程度にしか意識されていなかったりもします。クーポンそのものが無くなったのではなく、配布方法が変化しています。コストコはメールマガジン、いわゆるメルマガを配信していて、現在ではメルマガの方でクーポンを入手することができます。当然メルマガの配信を停止している会員の方は入手できないので、クーポンが欲しい場合はメルマガの配信設定を変更しましょう。
クーポンの利用方法
手に入れたクーポンを利用する方法は、店頭でクーポン割引対象商品を購入することです。割引対象の商品は入口近くにある掲示板に張り出されているので、そちらで確認することができますよ。クーポン券を利用する際、メルマガで送られたバーコードをプリントアウトする必要がありますが、それを忘れて購入することもあるでしょう。そういった場合でもコストコ会員であれば自動的に対象商品をクーポン割引してくれるサービスも存在します。プリントアウトが面倒だと感じるかたはそちらを利用すると良いでしょう。クーポンを利用するには会員になる必要がありますが、年会費は4400円と少しお高い。一度に大量購入するわけで、1ヶ月に2回、あるいは1回行く程度の頻度で毎年4400円は無理と感じる人も居るかもしれませんね。
会員になるちょっとした裏技
利用してみたいけど年会費が……と悩む方へのおすすめの裏技。コストコの年会費を抑える・あるいはタダで利用する方法が存在しています。まず1つは、1年以内に解約すること。これで年会費がまるまる帰ってきます。解約と登録の手間が必要ですが、どうしても払えないという方は試してみると良いでしょう。次は「1日特別ご招待券」を売る。コストコ会員になると、入会時や1年経った更新時に、コストコ会員以外の方でも利用できる1日特別ご招待券なるものが貰えます。この券をオークションなどで売ることで、大体500円程度になります。毎年貰えますので、売ることを考えると年会費を大体3000円前後に抑えることもできます。
最終手段はコストコ店舗で働くこと、社員証が与えられるのでそれで利用することができますよ。まあ、流石に社会人には難しいので、バイト生活やパートで働くことができる主婦向けの裏技になりますね。
まとめ
以上がコストコを利用する際に手に入るクーポンの使い方についての解説です。クーポンを手に入れるためにはメルマガ配信を許可する必要があります。また、実際にクーポンを提示しない場合、勝手にクーポン対象商品に使用されてしまったりもしますので、そういった事が気になる方はしっかりと調べてから利用するようにしましょうね。