美容整形の需要が高まっている近年ですが、残念ながら医療ミスも無くなることがありません。最近になり、美容整形を受けた女性が手術中に容体に異変を起こし搬送されるも亡くなってしまうという痛ましい事件が起きてしまいました。
美容整形の医療ミスにより亡くなった女性
それは韓国での出来事。「香港のユニクロ」ともいわれる香港の大手カジュアル衣料販売・ボッシーニ(堡獅龍国際集団)の創業者の孫娘が韓国・ソウル市で美容整形を受ける途中で亡くなってしまうという悲劇が起こってしまいました。彼女の名前はエビータ・ローで、34歳という若さでこの世を去ってしまいました。point 221 | 1
ボッシーニは香港でセレブ中のセレブな企業でもあるのですが、その資産は約78億ドル(約8400億円)ともいわれています。それだけに今回の医療ミスは香港国内でかなり大きく取り上げられたのですが、これに納得のいかない遺族は、彼女が本来相続するべきだった多額の遺産金と同等の金額を賠償金として支払うよう訴えかけているとのことです。point 223 | 1
ずさんな医療体制がヤバすぎると話題に
その後、韓国警察が動いたわけですが、調査の結果、当時の医療体制がかなりずさんであったことが判明。まず、術中に使用された麻酔薬、鎮静剤の量をガン無視し、目分量で投与していたことが発覚。さらに、当日執刀した医師は美容整形の専門医でもなんでもない上、麻酔科医がいないまま手術が行われたことも明らかになりました。point 226 | 1
今回亡くなったのが財閥の孫娘ということもあり「なぜ医療体制のきちんとしたところで施術しなかったのだろうか」といった声もありますが、なんといっても韓国は整形がお盛んということで、ある程度は医師を信じ切っていたのではないでしょうか。こう考えると整形を受ける際もきちんとした下調べをするのが何といっても大切ですね。point 216 | 1
まとめ
このように、韓国で美容整形手術を受けるも医療ミスにより命を落としてしまった財閥の孫娘ですが、現在、医療ミスの件で揉めている一方、遺産の件で彼女の夫が騒ぎ立てていることで「遺産目的で結婚したのではないか」といった噂も立っていることから、当分の間はこの財閥の話題は尽きなさそうですね。